第17話「麗華の公開オナニー」
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(駄目だ……。もう、もう……)
とうとう麗華の理性は理解した。今の自分はどうやっても止まれない。大勢の人々に見られながら、どうしようもない恥ずかしさを堪えながらのオナニーにどっぷりはまり、快楽の渦から抜け出せなくなってしまった。
諦めの気持ちで麗華は快楽に甘んじた。
(もう……く、来る! この感じは――!!!)
全身の毛がぞわぞわと、快楽の予感によって逆立っていく。性器の中、膣の奥から渦巻く快感が沸騰し、詰め込んだ電流が一気に爆発するような凄まじい刺激に襲われて――。
「――――っ!!!! っああ! あぁああぁああ!!!」
麗華は大きく背中を仰け反らせ、ソコから潮の噴水を巻き散らしながら絶頂に尽き果てた。吹き出した膣液はカメラにもかかってレンズを汚し、投影されていた映像にもそれとわかる水滴の塊が映り込む。
麗華はベッドに倒れ込み、魂の抜けた放心しきった顔となり、天井をただただ無意味に見つめていた。息切れした呼吸を無意識のうちに整えて、ぼんやりしきった曇りだらけの頭でぼんやりと麗華は思う。
(私はこんな人前で……。私はもう堕ちてしまったのか……)
左手で顔に触れると、その羞恥的事実を前に自分の顔がいかにトロンと蕩けているのかがよくわかった。
私は……私は……。
麗華は堕落の実感の中へ沈んでいき、そのままゆっくりとまぶたを閉じた。
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