第17話「麗華の公開オナニー」
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麗華は口を塞ぎながらオナニーに耽る。
(恥ずかしい……! 死にそうだ――!!!)
途方もない屈辱感を覚えながらも、手は夢中で動いていた。ぐっしょりと濡れた縦筋を上下に這いまわり、ぐっしょりとした股の洪水が星を散りばめたような輝きを放つ。生温かい粘液が指き絡みつき、まんべんなくしっとりさせる。
「ふぁぁああ……あぁぁ……ぁぁっ……っぅ……」
いくら声を絞ったところで、身体による快楽への反応は隠しきれない。麗華の頭は官能に浸るかのように傾いたり、俯いたり、よがるかのように角度を変える。頬を紅色にした表情で首を動かす麗華の姿は、まさしく快悦に浸る女のそれだった。
手の動きはだんだん活発になっていき、グチュグチュと粘液を掻き立てるような水音を鳴らしている。
「ぁぁあああ……あううぅぅぅ……」
衆目の面前で、恥丘で踊る麗華の手は一心不乱に上下して、皮や筋の隙間をねちっこく撫で回す。割れ目の狭間に指を押し込めるようにクリトリスに触れ、より一層の刺激を貪った。
「……っぁ――――――!!!」
凄まじいまでの快感の塊が全身に広がり、体中の皮膚が一気に沸騰した。愛液はより溢れ、湧き水のようにトロトロと流れ出る。今までにしたオナニーの非にならない、絶頂さえ予感させるほどの勢いである。
(止まらない……! 嫌だ……こんなの満足するまで終われない!)
溜まりに溜まった欲求をやっとのことで晴らせているのだ。撮影されているにも関わらず、麗華の右手は誰の目に見ても一心不乱に動いている。快楽の波に溺れる自分をどこかで自覚しながらも、完全にブレーキが効かなくなっていた。
(駄目だ! このままでは私は……!)
己の堕落を恐れた麗華は口を塞ぐのを諦めて、それよりも暴走した自分の右手を掴んで押さえ込もうとした。左で右の手首を握り、無我夢中で快楽を貪る指先の制して欲望を抑えようと強く握力を込めていく。
――堕ちたくない。
ただそれだけを思って堪え込もうと、ひたすら左手に力を込めていた。
しかし、口を塞ぐのを諦めたことで漏れ出る声が大きくなり、しかも喉の力も弱って卑猥な声を引き絞るのにも限界がやってくる。
「ふぁぁあ――ああっ、ひあ……あぁぁぁん」
淫らな声が発せられた。
いかにも感じた女が発するような色めく喘ぎ――決して激しいものでこそないが、確実にふしだらな女にしか見えない有様を麗華は晒していた。
(こんな姿……! いつまでもこんなものを見せるわけには……)
いやらしい女に見られたくない。
その一心で懸命に自制心を働かせようと自分の体に念じるも、まるでコントロールを失ったかのように暴走し、右手は全く止まってくれない。それどころか左手さえも胸へ忍び寄り、乳房を包んで乳首を貪る始末である。
(こんなの私じゃない! こんなの……!
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