暁 〜小説投稿サイト〜
中学剣道少女〜恥ずかしい穴まで身体検査〜
第16話「オナニーインタビュー」
[4/4]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
箇所が大気の動きで涼しく感じた。
 自分の今までのオナニーを思い出し、今すぐにでも性器にその時の快感を与えたいと欲求が膨れている。人前であるにも関わらず、気を付けなければ手が自然と太ももの上に乗っかって、さらに内股へと忍びかけていた。
「それから、直接触るようにはなりましたか?」
「中学一年になったばかりの時、四回目で実際に指が触れたらどうなるのかと興味が沸いてしまっていて……。それで、四月か五月のあたりでまた触りました」
「五回目は覚えていますか?」
「五回目もそれからすぐで、漠然とした罪悪感というものがだんだん薄れていました。あくまで自分一人で完結する行為にすぎないので、誰の迷惑でもないと結論がついたからです」
「では今では堂々とオナニーを?」
「堂々と言われると困りますが……。それに罪悪感がなくなったからといって、部活や勉強のことがあります。私は自分がダラしない生活にふけることが許せません。鍛錬は日々積まなければならないので、普段の私生活を目標通りにこなせたらしてもいい。といった具合に、自分へのご褒美感覚でしています」
「ほほう。人は相応の報酬を出すとやる気を発揮するといいますからね。しかし、この黒崎麗華さんの場合はもっぱら強い自制心を持って真面目な私生活を送り続け、週二回から三回行うオナニーもスケジュールで計画的に行っているもの。ということですね?」
「……はい。そういうことです」
 自慰行為を組み込んだ日常のスケジュール……。
 もちろんカレンダーにオナニーなどと書き記すわけではないが、頭の中にはきちんとそうメモを取っているのだ。
 一体、それは人々の目にはどう映るのだろう。
 感じたくもない奇妙な不安感が胸を渦巻き、麗華を包みこんでいた。

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ