第10話「エッチなマッサージ」
[6/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
やはり、恥ずかしい。
自分の体が、全身の皮膚が羞恥に疼いて熱くなっているかのようだ。
そんな状態で麗華はお尻を高く上げ、しかし胸と頭はべったりと下にくっつけた。とても人前で取るようなものではない、格好悪いポーズなので、恥ずかしさに加えて情けなさと屈辱感さえも沸いてくるが、麗華はそれをぐっと堪えた。
「そうです。猫が背伸びをするみたいに背中を伸ばすんです」
始はきめ細かな背筋をじっくり撫で、背骨のラインにそって指を這わせる。皮膚の下にある骨の具合を調べるように、首の後ろから腰の真ん中までを順々に指で押す。
そして、骨盤まわりのために、始は麗華の腰を後ろからがっしり掴む。骨の周りを押すように撫で、腰を丹念にほぐしていった。
「気持ちいいですか？」
「ええ、気持ちいいわ」
麗華の声は熱にとろけている。
「じゃあ、お尻もいっちゃましょうか」
次の瞬間、麗華は息を呑んだ。
「えっ――！！」
黒のパンツが、ずるりと降ろされた。
「やっぱり綺麗な桃尻ですね」
剥き出しにされた麗華のお尻は姿勢のせいで割れ目が伸びて、肛門が丸見えになっている。すぐ下の恥丘も始からは見放題で、だらりと愛液を垂らした様をじっくりと観察されてしまう。
「は、始君？ パンツまでなんて聞いてないけど」
「マッサージは直接やった方が効果が出るんです。さあ、揉みますよ」
今度は直に、お尻が揉みしだかれる。
みるみるうちにオイルがまぶされ、麗華の尻肉はぬるりとした光沢で輝いた。
「い、いやぁぁ……」
麗華は力ない声を上げ、菊のシワを収縮させる。
見られているかと思うだけで、菊門は嫌でも蠢いてしまった。
「あれ？ アナルがヒクヒクしてますよ？」
「始君っ、そんなのいちいち言わないで！」
「はいはい。膝をもう少し開いて下さいねー」
あくまでマッサージのためである指示に、いくら恥ずかしくても麗華は言う事を聞いてしまう。膝を開くにつれお尻の位置は若干低くなっていき、麗華のポーズはまさにカエルがお尻をあげたような有様となる。
お尻を揉まれ、丸見えな肛門を指で押し開かれる。
「そんなっ、へんなとこ覗かないで！」
「どうせ丸見えなんですよ？ 綺麗なんだからいいじゃないですか」
「そういう問題じゃ――ひゃぁああ！」
肛門にぐいっと指を押し付けられ、穴のシワを走る快楽の電流に麗華は喘いだ。
「あれ？ アナルで感じてますか？」
「そんなわけ！ あぁあ！ あぁああぁああ！」
グリグリと執拗にほぐされて、麗華は仰け反る変わりにお尻を振る。嫌よ嫌よとでも言うように、今の情けないポーズからお尻が左右に動く有様は見ていて実に愉快なものだ。始は他でもない先輩のありえない姿に興奮し、とてつもない特をした気分で優越に浸った。
「下のお口からヨダ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ﾍﾟｰｼﾞ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿ｻｲﾄ〜
利用規約/ﾌﾟﾗｲﾊﾞｼｰﾎﾟﾘｼｰ
利用ﾏﾆｭｱﾙ/ﾍﾙﾌﾟ/ｶﾞｲﾄﾞﾗｲﾝ
お問い合わせ
2024 肥前のﾎﾟﾁ
しおりを解除