第10話「エッチなマッサージ」
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を揉まれるのだ。
期待と緊張で体が固まり、麗華は目を瞑って下を向きながら恥ずかしさを堪える。肩紐が下ろされ、乳房のカップが外される瞬間をじっと耐えるようにして受け入れた。
ぱかりと外され、プルンと美味しそうな美乳が揺れる。
「では、いきますよ」
「あっ……」
始の両手は乳房を持ち上げるかのように包み、弧を描くように肉をまわし始めた。決して揉み込みはせず、包み込んだ乳肉を持ち上げ、あるいはまわすの往復だ。
「こうして乳房を通じたマッサージを行う事で、おっぱいを支える大胸筋をほぐすんです。血行がよくなって、先輩の美しい胸がさらに綺麗になりますよ」
効果を言って聞かせながら、速くしたり遅くしたりを繰り返す。
「あっ、あ……はぁ……」
恥ずかしさというより、むしろ快楽のせいで麗華の顔は赤くなっていた。全身がすっかり興奮しきり、乳房の熱が顔面にまでせりあがって頬に微熱をともす。耳まで快感に染め上げて、麗華は『マッサージ』の気持ちよさに溺れていく。
「乳腺に刺激を与える意味もあって、ツンとした形のいいおっぱいになっていきますよ? 美容効果があるんです」
「あぁ……はぁ……」
「もっとも、先輩のは最初から綺麗ですけどね。きっと、より美しくなるはずです」
「んんっ……あぁ……」
快楽のせいか、麗華な実に悩ましげな顔になっていた。胸からくる気持ちよさに声混じりの息を漏らし、耳元に始の息を感じながら首からよがる。
「手の内側で乳首が立っているのが、よくわかります。手の平に先輩の硬い突起が当たってきていますよ?」
「ヘンなこといわないで……」
いやらしい言葉をかけられ、麗華は恥じらいの声を漏らした。
何度か乳首を摘まれて、
「んっ……んん!」
麗華は喘ぎ声をあげてしまった。
「オイルを使いましょう。美容効果のある成分を染み込ませて、マッサージの効果をアップさせます。仰向けになって下さい」
背中に密着していた始が、離れてベッドから降りていく。
麗華は体を倒して天井に一点を見つめた。
「これ、いつのまに美容マッサージになったの?」
「サービスですよ。せっかく先輩は綺麗な人なんですから。疲れをほぐすだけじゃなくて、もっともっと綺麗にして差し上げます」
始はとろみある透明なオイルを手の平に乗せ、仰向けの麗華の腹にまたがる。上から乳房を掴んでなで上げ、肩やあらばの周辺にまでオイルを塗り込む。麗華の肌は、乳房は、みるみるうちにヌルヌルになり、透明でねっとりとした光沢を帯びていった。
そして、じっくり揉み込まれる。乳房と指のあいだにあるオイルのヌメリ気までもが肌に染みるようで、麗華は顔を横へ向けた。感じた表情を見られてしまうかと思うと、どうしても始と目が合わせられなかった。
それから、どれほど胸を揉まれたか。
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