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中学剣道少女〜恥ずかしい穴まで身体検査〜
第7話「検査のその後」
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ぴったり張り付いていた。水で透けるせいで白い布から恥毛の色が伺えて、張り付いているせいで肉貝の割れ目までがくっきり浮き出ている。
 ――こんなことが……!
 よもや寝ているあいだに夢でも見て、眠りながらオナニーをしてしまったのではないか。そんな嫌な想像が浮かぶと同時に麗華は首を振り、ありえない考えを頭から振り払う。
 ――そんなはずはない! 触ってはいない! 勝手に濡れただけだ!
 自分に言い聞かせるも、あくまでそれは眠っているあいだのことだ。真実を確かめる方法などありはしない。いくら振り払っても『もしかしたら……』という自分への不安が消滅することはなかった。
 ――とにかく鍛錬だ。外を走れば忘れられるはず。
 ジョギングへ出かけるため、麗華は下着ごと着替えることにした。スポーツ用の黒いブラジャーを装着し、黒の短パン型のパンツを履く。形状としてはトランクスにも近いパンツだが、女性の下着だからかお尻にぴったりと布が張り付く。性器や尻たぶの割れ目に布が食い入り、恥ずかしい部分がくっきりと浮き出ていた。
 黒を選んだのは、剣道の胴着で下着が汚れるのを気にしてだ。汚れやすい白では何がしか色がついてしまうので、シミがついても目立たない黒の無地が麗華のつけるいつもの下着だ。他の色や可愛い柄のパンツも持っているが、黒のスポーツ用が一番多かった。
 それから麗華はジャージを着て玄関を出る。朝の静かな住宅歩道を駆け、普段からのジョギングコースを進んでいく。
 起床は毎朝五時。
 そんな時間なので通行人はほとんどおらず、老人を四人か五人も見かければ多い方だ。大きな車道に沿う時も、昼間の交通量が嘘のように異様に車が少ない。本当なら信号が青になるまで通りようのない横断歩道も、信号無視が特に危険な行為にならないほどだ。早朝というのはそれほど静かで落ち着いた時間帯であった。
 時間が違うというだけで自分の知っている風景が別空間となっている。朝の空間を走るのは落ち着くし、きちんと自分を磨けているようで好きだった。
 それなのに、今日ばかりは内股に意識がいってしまう。
 ――くそ、集中できない気分だ。
 ジャージの生地が摩擦して、太ももの内側と擦れ合う。そこから走る愛撫の感触が大事な部分へ上ってくるかのようで、アソコは確実に刺激を受けていた。
 自分は本当に淫らな女になってしまったのだろうか。
 それも、あんな検査のせいで……。
 そう思えば思うほど悔しい気持ちが込み上げて、大声で叫んで悔しさを発散したい気さえ起きてくる。街中で本当に叫ぶわけにはいかないので、麗華は代わりにジョギングの速度をあげていった。
 より速く走っていれば、走ることに意識がいって性感ことなど忘れられるはず。
 目論みは成功し、決まりのコースを完走する頃にはアソコの蒸れ具合など頭の
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