第6話「アナルのシワシワ検査」
[6/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
本当は嫌がっている女の子が自分からお尻を開き、カメラに向かって肛門を見せ付けているのだ。美少女がこんなに良い格好をしているところを逃すはずがなく、担任はもう一台のカメラを持ってきて撮影する。
パシャッ。
小さなシャッター音に気づくことなく、麗華は自分の菊のシワをよりわける。一本、二本、と心の中で数を数えていき、よりわける指を肛門の演習場に一周させる。
「――二十三本」
涙ぐんだ声であるが、麗華は精一杯の覇気を込めて低めに発声していた。ズタズタにされ結界したプライドでも完全に死んだわけではなく、麗華はこんな状態からでも無意識のうちに威厳を保とうとしているのだ。
もちろん、今更無理な話である。全裸でいやらしいポーズをとりながらでは、何をどうしようが男は喜び興奮する。
「麗華さん? 検査は終わりに近づいていますよ? もう少しですから、辛抱してくださいね〜」
「……早くしろ」
ニヤニヤ声の医師に麗華は語気を低く荒げる。
「ええ、早く進みたいのでパパっと仰向けのM字開脚をお願いします」
麗華の恥部が丸々と目視できる。自分の足を持ち上げたいやらしい開脚ポーズに向かい、医師はベッドに乗り上げ正座する。膝をV字に開いた形の正座を進行させ、麗華の腰を両手で持ち上げ、その開脚下半身を胸に抱え込んだ。
いわゆるまんぐり返しだ。体育のでんぐり返しを途中停止し、お尻が天井に向いたような姿勢で麗華は腰を抱かれている。最も恥部を覗きやすい体勢にされ、どうにもならない羞恥心が底から込み上げてくる。
「ではでは? アナルのシワの本数を確認いたしまーす」
「それはもう私が……」
「確認ですよ確認。データが間違ってはいけませんからねぇ」
医師は掘り起こすかのように尻たぶを掴み、麗華のヒクつく肛門をかきわける。シワの一つ一つを指先で丁寧により分け、――いーち、にーい。と声を出しながら本数を数える。わざと大きな声で数えて麗華に聞かせているのだ。
とても目を合わせてなどいられず、麗華は顔を横にする。
が、担任がガシっと頭を掴んで上を向かされた。
「きちんと表情も見せてもらうからな」
表情さえも観察対象とされながら、シワの本数は確認されていく。
――十本! 十一本!
大きな声でカウントされる。羞恥心でか愛液がねっとり溢れ、姿勢のためにそれは腹をつたい垂れていく。肉貝はじわりと蒸れ、茂みは水気で縮み、そして腹へ向かって垂れ行く愛液が足跡を残した。
――二十本! 二十一本!
担任が笑っている。
がっしり掴まれた頭を動かすことができず、麗華の羞恥と屈辱の浮き出る表情は観察される。そんな顔つきを見せて相手を喜ばせてやるのは癪で仕方がないが、無表情を装おうにも膨らみ続ける恥ずかしさの感情が仮面を内側から剥がすようで、上手く顔つきを固
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ