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ダルクご主人とメイドの5霊使い
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「んんん!」
喘ぐような悲鳴が漏らし、ヒータは全身を駆け巡る快楽に耐えた。手足を取られ、口まで塞がれていては抵抗などできない。ただダルクを受け入れるしかない状況に、ヒータは悔しく思いながらも感じてしまう。
「んんぁ……!」
腰を振られ、背後から突かれる形になる。
膣を器用に抉ってくる肉棒は、奥へ到達するたびにヒータをよがらせる。出入りする際の膣壁との摩擦も刺激となり、気持ち良さは蓄積する一方だった。
そのまま、どれだけ喘がされただろう。
やがて――。
「出すぞ」
その一声と共に、膣内に精液が発射された。
「ん! んんんん!」
自分の中に熱いものが広がる感覚に、ヒータは絶頂した。
果てたことでようやくダルクはヒータを解放、指をパチンと鳴らすことを合図に触手を全て退却させる。黒い霧化して煙のように大気へ消えていった。
「はぁ……はぁ……はぁ……こ、このぉ――」
絶頂させられようとも、ヒータはなお悔しげな顔つきで睨むのをやめていない。その気の強さにダルクも感心していた。
「中々、図太いものだ。お前は」
「くっそぅ……。次はこんなこと……させませんからね?」
遠まわしなリベンジ宣言だ。
ヒータはいずれどう仕掛けてくるのか、せいぜい見ものだ。次も今回のようにヒータのことを絡めとリ、嬲って感じさせてやる。
ダルクもダルクで、彼女のリベンジを楽しみにするのだった。
*
日も沈み、入浴の時間がやって来る。
「さ。お風呂ですよ?」
迎えに来たのは五人目のメイド――エリアだ。
青く長い髪を持つ彼女に肘を掴まれ引かれるようにして、ダルクは浴場までやってきた。
脱衣所へ着くなりエリアはさっそくダルクの衣服に手をかけて、シャツのボタンを一つ一つ外し始める。
「相変わらずいい体ですね。ダルク様」
エリアはにっこりと微笑んだ。
彼女は他のメイドと歳は変わらないが、それにしてはお姉さん的な雰囲気を持っている。ダルクへの語りかけも、どこか姉が弟の相手でもするような、可愛い年下でもあやすような口調をしている。
服を脱がしてあげているのも、エリアが彼を可愛がっている現われだった。
「エリア、お前こそいつも美しい」
ダルクは細やかな手つきでブルーの髪をすくい取り、そっと撫でる。
「まあ、あまり私をからかわないで下さいよ」
エリアは口元を手で隠すようにして、照れ気味な表情になりつつクスクス笑った。
「からかってなどいないさ」
唇を近づけると、エリアは無言で目を閉じキスを受け入れる。唇の重なる心地良さにお互い浸り、やがてゆっくりと顔を離す。
「砂糖菓子のように甘いキスをしますね」
「そうか? それより、お前も早く脱いでくれ」
「はい」
エリアは頬を染めなが
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