OCG
ダルクご主人とメイドの5霊使い
[1/10]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
デュエルモンスターズの精霊世界――。
そこには、ある一定の領域を支配する城がある。暗い闇に包まれたような、一見すると邪悪な雰囲気を持つその城には、実は華やかな五人のメイドが働いていた。
そのうちの一人、ウィンがご主人様の部屋をノックする。
「ダルク様、入りますよ?」
おっとりとした緑髪の彼女は音も立てずに戸を開き、ゆったりとした足取りで足を踏み入れていく。真っ白なカーテンに囲まれた高級ベッドへ近寄って、すやすやと眠っているダルクの肩を優しくゆすった。
ウィンは温厚で乱暴を好まない性格なので、決して強引な起こし方はしない。ただ優しくゆすり、それでも起きなければ耳元へそっと囁く。
「朝ですよ? ダルク様」
囁きと共に、彼の耳穴にウィンの吐息が吹き込んだ。
すると目覚めの魔法でもかかったように、ダルクはゆっくりと目を開く。
「もうそんな時間か」
彼は眠い目を擦りながらも体を起こし、ベッドから足を下ろすような座り姿勢になる。
そして、ウィンの腕をぐいっと引っ張った。
「きゃ!」
彼女は小さな可愛い悲鳴をあげ、ダルクの眼前に引き寄せられる。鼻先が触れ合いそうなほどの至近距離で目と目が合って、ウィンは頬を赤らめた。
「おはよう、ウィン。お前が起こしてくれるおかげで、いつも気持ちよく起きられる」
今度はダルクがウィンの耳元にそう囁いた。
「だ、ダルク様――んんっ」
赤面するウィンに、ダルクは唇を重ねた。頭を押さえられ、舌をねじ込まれ、いきなりのことにウィンはやや抵抗しかける。しかし、やがてウィンは彼のキスを受け入れる。瞳を閉じ、口内にその舌を誘い込んだ。
ダルクの侵入を許し、ウィンはそのまま口内を舐め入ってもらう。しばらくして口を離すと、お互いのあいだに唾液が糸を引いた。
「ウィン、少しは時間――あるだろ?」
「……はい。そう言うと思って、早めに起こさせて頂きました」
ウィンは恥ずかしそうになりながらも、微熱の篭ったとろけた視線をダルクに送る。頬を赤く染め上げ、そっと儚く微笑んだ。
「よし、咥えてくれ」
「わかりました」
ウィンは彼の股元に座り込み、ズボンの内側から一物を摘み出す。固く隆起した肉棒を握って大きく頬張り、ウィンは舌と唇を駆使して優しく包み込む。
緑髪の頭が自分の股で前後し、舌は陰茎と亀頭をなめずり研磨してくる。その気持ちよさに気を良くして、ダルクはやや上機嫌になった。
「いいぞ? 上手だ」
ウィンの奉仕を褒め称え、頭を撫でる。
彼女は嬉しそうに微笑みながら、せっせと口を使い続けた。ちゃんと気持ち良くできているかを気にかけて、ウィンは時折ダルクの顔を伺う。咥えたまま、上目遣いで様子を見上げた。
「大丈夫、ウィンの口は最高だ」
彼の言葉に嬉しそうに目を細め、内心
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ