クロスオーバー
レイ・龍可・小鳥・レベッカ ちっぱい比べ
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時空の交差する空間――
そこには広く大きなベッドがあった。小さな少女が四人も並べるほどの横幅をしており、実際に丸裸となった四人の少女の姿がある。ベッドにはシーツも布団もかかっておらず、どこにも衣服がないので、一人として裸体を隠せる者はいない。
「一体ここはどこなのかしら……」
一人は観月小鳥。ベッドの横から両足を下ろし、困った顔で胸を両腕で覆っていた。いかにも恥ずかしそうにモジモジして、他の少女の視線を気にしているようだ。
「わからない。小鳥さん、私達は迷い込んだのよ」
その横に正座しているのは龍可である。龍可も腕で胸を隠しており、片手をアソコへ差し込んでいる。同性とはいえ、みだりに乙女の裸をみないように視線を逸らしがちにしている。小鳥と龍可はお互い気遣い合っている風であった。
「まあ何があったのかはよくわかんないけど、別に女の子同士なんだから隠さなくたっていいんじゃないの?」
二人が恥じらいを見せている中、隠すことなく堂々としているのは早乙女レイだ。
「その通りよ? だいたい、アメリカではハグだって挨拶のうちなんだから」
国際観念を持ち出したのはレベッカ・ホプキンスで、レイに同意するかのように腕組みしながら一人頷きを繰り返す。
全裸の四人のうち、恥ずかしがっている者とそうでない者で実に半々に別れていた。
「というわけで、せっかくだから体つき勝負と行こうじゃん!」
レイは膝立ちでベッドの上を徘徊し、小鳥の背後へ迫っていく。ほっそりとした首に腕を絡めて、重心を駆使してベッドの上に押し倒した。
「ちょ、ちょっと! 何をするのレイ!」
「ふーん? 僕の方がおっきいかもね」
倒した衝撃で小鳥の腕が解け、隠されていた控え目な乳房があらわとなる。胸板からわずかに膨れた程度の大きさで、レイとの差などありそうにはなかったが、レイ本人は何故か自分が上だと自信がある様子だ。
四つん這いでのしかかっているので、後ろから見ればレイの小さなお尻がフリフリ動いているのがわかる。
「馬鹿ぁ! 見ないでよぉ!」
小鳥は顔を真っ赤に染め上げじたばたするが、レイは両腕を押さえつけて抵抗を封じる。小鳥の胸を観察し続けた。
「レイさん。あんまりジロジロ見るのは……」
龍可が止めかかるも、気弱じみた覇気しかないので止めきれない。
「ノーノー。これは挨拶だよ。みんなお互い裸なんだから、曝け出しあっちゃおうよ!」
今度はレベッカが龍可を押し倒した。龍可は反射的に抵抗するも、半ば無理矢理に隠そうとする腕を引きはがされ、あっけなく乳房が晒される。
やはり四つん這いでのしかかる形になるので、小さくもプリッとしたレベッカのお尻が後ろに突き出ていた。
「なかなか可愛いじゃない」
龍可の乳房にレベッカは感想を述べる。
「や、や
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