暁 〜小説投稿サイト〜
遊戯王シリーズ 18禁SS集
クロスオーバー
レイ・龍可・小鳥・レベッカ ちっぱい比べ
[3/3]

[8]前話 [9] 最初
 レベッカは勝気に言う。
「そうかなぁ?」
 龍可は疑問に首を傾げていたが、レイもレベッカも勝った気でいるようだ。
「じゃあ、僕とレベッカで決勝戦だね」
「オーケイ、望むところよ!」
 二人はお互いの胸へと手を伸ばしあって、大きさを確かめるかのように包み込む。丁寧に力を出し入れし、ほぐすかのようなマッサージで揉んでいった。
 モミモミモミ。
「へー? やるじゃんレベッカ」
「あなたこそ」
 ――モミモミモミモミモミモミ……
 二人の揉み合いの中、小鳥はややムっとしたような顔で観戦していた。
「ねえ龍可、私達ってそんなに差があるかしら」
 見た目でいえは、四人とも控え目な膨らみ方しかしていない。まだまだ発達は始まったばかりて、胸板がぷっくり丸くなったに過ぎないのだ。もっとも、そんなサイズこそがある種の趣向を刺激するが。
「そうだよね。本当にちゃんと比べたかったら、計らないと」
「そうよ! 見た目と触った感じで決めようっていうのが、そもそもおかしいじゃない!」
 どうも小鳥は自分が負けたことにされているが気に入らず、顔を赤くして憤っている。
「でも、私よりは小鳥さんのおっぱいの方が大きいかも」
「え? そうかしら」
 急に褒められ、小鳥は気をよくする。
「触ってみてもいいかな?」
「まあ、龍可ならいいかな。でもちょっとだけよ?」
「うん。それじゃあ」
 龍可はそっと手を伸ばして、小鳥の胸を優しく包み込んだ。撫でる手つきで感触を確かめ、かすかに指を食い込ませる。
 ――モミモミモミ。
 手の平の内側に硬い突起があたってきて、小鳥の乳首が立っていることがわかった。吐息が熱っぽくなっているあたり、小鳥も感じているのかもしれない。
「小鳥さんの、柔らかい」
「そ、そう? でももうお終いよ。女の子同士なんておかしいんだから」
「そうだね。けど、羨ましいな。小鳥さんの胸」
「もう、馬鹿言わないの」
 頬をほんのり赤くする小鳥を見て、龍可はクスっと笑う。
「小鳥さん、可愛いなあ」
 小さな声でつぶやいた。
「ん?」
「ううん。何でもない」
 その一方、レイとレベッカは自分が上だと主張し続けている。
「僕の方がやっぱり大きいし、将来性だってあると思うんだけどなー」
「そーかしら、私の方が一センチは大きいんじゃない?」
 二人のいがみ合いを見ながら、小鳥と龍可は呆れ顔になっていた。
[8]前話 [9] 最初


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ