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変態グレファー杏子を襲う
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性欲がたぎり、グレファーはその目をギラつかせた。
その女子生徒――真崎杏子のパンツが真下のアングルから覗けた瞬間、股間のソレはただならぬ硬さとなって勃起したのだ。もはや女を襲う以外にソレを沈める方法は思いつかず、グレファーは彼女の肉体を貪ることを心に決める。
――気づけ! 俺に気づけ!
廊下を通り抜けようとしていた杏子だが、念じることで彼女に自分の気配が伝わって、グレファーは自分の存在に気づいてもらうことに成功した。
「何これ、戦士ダイ・グレファー?」
杏子は首をかしげながらもカードを拾う。
そう、グレファーの魂が宿ったカードを……。
「落し物かしら? イヤァ!」
カードは発光した。
まるでイラスト枠が照明と化してでもいるかのように、真っ白な輝きを放つ。そして、ただ一枚のカードから吸引の風が吹き荒れて――。
光がやむ頃には杏子の姿は消失していた。
戦士ダイ・グレファーのカードを残して……。
*
真崎杏子が目を覚ましたとき、見知らぬ光景が広がっていた。
岩で出来た壁に鉄柵。牢屋にでも閉じ込められているような状況に杏子は身構える。今まで学校の廊下にいたはずなのに、ここは一体どこだろう。何が起きたというのだろうか。
まるでお城の地下にでもあるような牢獄で、とても近代的な作りとは思えない。誰かに連れ去られたにしても、閉じ込めるために中世的な舞台を用意するものだろうか。
鉄柵の外に人影が現れ、鍵束を使って鍵を開く。
「一体誰? ここはどこなの?」
杏子は恐る恐る問いかける。
「目が覚めたか」
歩み寄ってくる影が実体を現し、杏子の目の前に姿を見せたのはグレファーだった。
「デュエルモンスター!? どうして実体があるのよ」
「俺は特別な魂を持っていてね。人間の女と交わるために、カードの空間に閉じ込めさせてもらった」
「カードの空間って……。っていうか何よ交わるって!」
「つまり、こういうことだ」
グレファーは己のたくましいブツを見せつけ、ゆったりとした腰つきをもってブラブラさせた。勃起物を綺麗かつ規則的に揺らす彼の姿はまさしく変態であり、杏子が悲鳴を上げて顔を覆うのも無理はない。
変態グレファーが歩み寄る。
「こ、来ないで!」
杏子は必死に後ずさろうとするが、逃げるための場所がない。狭い部屋の中ではせいぜい隅へ下がるのが精一杯で、当然それではグレファーの魔の手からは逃れられない。むしろ追い詰められる結果となり、グレファーは角っこへ下がる杏子へ迫っていった。
「ほれほれ、もっと俺のを見ろ」
「来ないで変態!」
杏子はグレファーに抵抗し、男の球を蹴り潰そうとする。
だがその足首を掴まれて、持ち上げられた。スカートなのに足を上げられては、中身が見えそうにな
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