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次元大戦
プロローグ
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平行世界…それは多く存在するが決して交わらない物…


その1つの世界…『魔法少女リリカルなのは』の世界に転生した男がいた。


名を『浅倉尚哉』何処にでもいる、平凡な学生だった彼は第二の人生によって同じく本来存在しない人の負の感情で生まれた怪物『シャドウ』、そのシャドウを束ねる『ブラッディクライシス』と激しい戦いを繰り広げる。


そんな中、尚哉はリリカルなのはの物語の筋書き通りにはさせないためにシャドウと戦いながら奮闘…結果、死んでいたはずのアリシアの復活、病に侵されていたプレシアと消えるはずだったリインフォースTの生存…そして一番の筋書きから離れたと言えば夜天の主『八神はやて』に夜の一族である『月村すずか』、そして復活した『アリシア・テスタロッサ』の三人から異性として好意を持たれていて結婚を前提に付き合い始め浅倉という姓が八神に変わったことである。


そして苦難を乗り越えた尚哉は今、ミッドチルダの首都クラナガン全域に展開する大群のシャドウに対しクラナガンにいる魔導士が総力をもって迎撃しているなか、クラナガンを信頼する友達に任せ目の前に現れた次元の裂目に突入し奥に進むとブラッディクライシスの首領『デュポン』と対峙する。


尚哉とデュポン…死闘の末…デュポンが真の姿へと変貌し絶体絶命の尚哉…


今、尚哉とブラッディクライシスとの7年間にも及ぶ因縁に終止符が打たれようとしていた。










プロローグ『FINAL SHOT』





















ブラッディクライシス本拠地/玉座の間


尚哉「はぁ…はぁ…」


デュポン「よくボロボロな体でここまでもたせたものだ…だがこれで終わりだ」


デュポンの回りから大量の剣が射出される。


尚哉「ぐっ!」


尚哉は剣を撃ち落としていくものの数が多すぎるため撃ち漏らす。


尚哉(どうする!このままじゃ殺られる!何か打開策は!)


打開策を考える中横から飛んでくる剣の接近を許してしまう。


尚哉「っ!(この距離じゃ避けられない!直撃される!)」


向かってくる剣が回避不可能と確信してしまう。


尚哉(はやて…みんな…ごめん)


















???1「ブラッディダガー!!」


???2「フリーズランサー!!」


尚哉「!?」


???1「危機一髪やな」


???3「あと少し遅かったらやばかったですぅ」


尚哉「はやて!アリシア!みんなも!どうしてここに!」


尚哉の危機にはやて達が駆けつけた!


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