クリス登場
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きりといっても力の十分の一にも満たない力だが。
だがそれでも陰山を吹き飛ばすには十分だった。
陰山は一度多馬川の水面でバウンドし水切りの要領で跳んで行ったかと思うと向こう岸の川原の土手にめり込み動かなくなった。
動かなくなったのを確認すると千李は静かに言い放つ。
「二度と私の前に現れんじゃねー三流……いや……五流野郎」
死合いが終わった千李にクリスが駆け寄ってきた。
「千李さん!アレはやりすぎじゃないか?」
「いいんだよあいつは。私の爺さん馬鹿にしたし、そもそも死合いをするときに礼儀を払わなかった。私はちゃんと挑んでくる奴は優しく相手をするけどああいう輩には容赦しないからね」
千李が言うとクリスは「そうだったのか」といい引き下がった。
「それより急がないと遅れるわねちょっと走るわよ」
「ああ。わかった」
二人はそのまま走って川神学園まで登校した。
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