第五章 StrikerS編
第百十八話 『機動六課の始動』
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の払い下げ品ですが実用にはまだまだ十分ですよ!」
「みんなの治療や検査。よろしくお願いしますね? シャマル先生」
「はーい!」
◆◇―――――――――◇◆
Side レン・ブルックランズ
『私達の仕事は捜索指定ロストロギアの保守管理。その目的のために私達が戦う事になる相手は…これ!』
なのはさんの指示でターゲットが出現する。
それは話によると自立行動型の魔導機械で近づくと攻撃してくるという。
名前はガジェットドローンというらしい…。
しかも10体もいる…。
怖い、という思いもあるけどシホさんの役に立つんだ! という思いで弱い心を奮起させる。
エリオ君だってやる気出しているんだ。
同じ男でしかも年上の僕が弱気じゃダメだよね!
『第一回模擬戦訓練。ミッション目的。逃走するターゲット10体を破壊または捕獲、15分以内…それではミッションスタート!』
そして魔導機械はスタートと同時に逃走を開始する。
それから一番移動力のあるスバルさんがいち早く攻撃を仕掛けるがどれもこれも素早いスピードで避けられてしまう。
エリオ君も槍を振るうがそれも避けられてしまう…。
「レン! 仕掛けるよ!」
「うん、ラン姉さん!」
それでまずラン姉さんが剣を構えて仕掛けるが悪い感じに翻弄されて避けられてしまう。
「いくよ! サークルザンバー!」
二重構造の盾を展開して隙間から円状の魔力刃を出現させ僕も斬りかかる。
何度も攻撃を受けるがその度盾で防いで攻撃を仕掛ける。
それで掠ったがそれはなにかの防御で防がれてしまった。
なんだろう、今の…?
そこにティアナさんの叱咤の声が聞こえてきて同時に魔力弾が撃ち込まれてくる。
でも、それは僕の先ほどの攻撃と同じようになにかのバリアで防がれる。
「バリア…!?」
「いえ、フィールド系!」
「魔力がかき消された!?」
『そう、ガジェットドローンにはちょっと厄介な性質があるよ。
攻撃魔力をかき消すアンチマギリンクフィールド、AMF。普通の射撃は通用しないし…』
なのはさんの言葉が聞こえてくる。
それでスバルさんが先行して移動系魔法『ウィングロード』で突っ走るが、それは発生したフィールドでかき消されて消滅した。
『それにAMFを全開にされると飛翔や足場作り…移動系の魔法の発動は困難になる』
そんな…。
で、でもそれなら…!
前にシホさんは説明してくれた。
魔術は今の科学力では解明されていない未知の力だという。だから…!
「ラン姉さん! 魔術式の起動を!」
「そうだね、レン!」
「なにをするの? ブルックランズ姉弟?」
「私とレンの魔術式なら対抗されていないはず! だから…!」
それで僕とラン姉さんでロー
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