いじめ
いじめ
黒と白の誘惑
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2年E組の前の渡り廊下には麻耶華の少し、茶色に染まった髪の毛が床にバラバラと落ちていた・・・
「おほほほほ!!いい気味だわ私はあなたの髪の毛が気持ち悪かったのよ!!」由梨音と菜実歌が一緒に笑っていた。
放課後の夕陽に照らされてオレンジ色になった廊下がで二人の笑い声が甲高く響いていた。
しかしこれで終わりではなかった・・・
放課後麻耶華は吹奏楽部の練習に行った。「楽器を吹いていれば嫌なことも忘れられるわ」と言いながら楽器倉庫に楽器を取りに行った。
そしてトロンボーンを組み立てて、音出しをしようと思いトレーニングのページを開けた。
しかしトレーニングの楽譜は無い・・・「あれ?昨日確かここにいれたはずなのに・・・」そしてゴミ箱を見てみると、なんと麻耶華のトレーニングの楽譜が破られて捨てられていた・・・「いやぁーここでも・・・ヒックグスン・・・」泣いていたら廊下からクスクスと笑い声が聞こえたそれは2年の天才組、楠井圭悟と高岡直之と青山優希乃だった・・・麻耶華は成績でも最後から数えるほうが早いので3人には口出しできない・・・「あいつはやっぱりアホだな。」直之が眼鏡のふちをクィッと持ち上げながら言う。「ふふ・・そうねぇ」優希乃がロングの髪の毛を震わせながら言う。
やっぱり麻耶華はどこにいても孤独なようだ。
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