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どうしてブースターは不遇なんだ!?前編
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「はぁぁぁああああああああああああ!!!」
「ちょ!?父さん本気すぎだっつの!!」

うぉぉおお!!?今頭を剣が掠めて行ったぞおい?!っていうかどうしてこんな事になってるんだぁぁあああ!!!?朝早く父さんに起こされて朝の鍛錬とか言われて現在、双剣相手にガントレットで相手させられてます!!リーチが違いすぎるだろうがぁあああ!!

「10歳になったらお前は旅立つのだろう!?ならば身体を鍛えておいて損はない!!」
「だからってマジモンの双剣を相手に拳で戦えってどうかしてるだろこの糞親父!!」
「問答無用!!」
「もういややぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああ!!!」


「貴方、流石にやりすぎたんじゃない?全く・・・誰がこの子の服を縫うと思ってるのかしら?」
「す、すまないユカリ・・・途中から楽しくなってしまって・・・」
「楽しいって何だよ!?こちとらマジで死ぬかと思ったんだぞ糞親父!!途中何回も頭とか心臓狙ってきやがって!あれ避けてなかったらマジで死んでたぞ!!?」

ったく・・・何とか切り抜けられたから良い物の、回避が成功していなかったらマジで死んでいたのが複数あった・・・。結果、怪我さえしなかったが服の袖とお腹辺りの服を切られてしまった。でも良く生きてたな・・・赤い弓兵の乱舞をガントレットで捌きながら・・・

「アナタ・・・チョットオハナシシマショウカ・・・。コノコニソンナコトヲシタナンテ・・・スコシオハナシヲキカセテイタダキマスワ・・・」
「ま、待ってくれユカリ!話せば解る!!って首を掴まないでくれ、締ってる締ってる・・・ジン!助けてくれ〜!!」
「黙祷・・・(・人・)」
「手を合わせるなぁぁぁぁああああ!!!アッーーーーーーーーーーー!!!!!」

親父ことエミヤはユカリ母さんに奥の部屋へと連れて行かれた・・・。きっと、OHANASHIが待ってるんだろうな・・・。にしてもマジで母さん恐いな・・・美しき花には棘があるって奴か・・・。

「アァァァァアアアアアアアアアアアアア!!!」

・・・。親父の悲鳴が聞こえるが無視しよう・・・っていうかもう6時か、急いで朝御飯のしたくしよう、どうせ母さんはあれだから用意して無いだろうし。ギル兄とイスカ兄さんは料理出来そうに無いし・・・。アル姉は食べ専だろうし、ヒジリ姉さんは出来るけど朝遅いし・・・。はぁ・・・しょうがない、俺がやるか・・・。8歳児が朝食の準備か・・・シュールな光景だな・・・。

「ってしまった・・・。シルクに手が届かん・・・適当な台かなんか無いかな・・・」

・・・よし、我ながら良い出来だと思う。今日は和食にしてみた、昨日がチャーハンだったからね。白ご飯、味噌汁に出し巻き卵焼き、ほうれん草のおひたしに、鮭の塩焼き、ついでに
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