第5章:導かれし者達…トラブルを抱える
第20話:温泉は心も体もリフレッシュさせる
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お父さんでウルフさんのお師匠さんって……一体どんな人なんだ?
シンSIDE END
(アネイル)
ウルフSIDE
どうやら温泉に行ってた女性陣が各々部屋へと戻ってきた様だ。
正直現在、ミネアさん以外の女性陣には気まずくて会いたくないので、俺の部屋にやって来る前に温泉へと向かいます。
町に騒ぎは起きて無いみたいだし、シン君達は覗いたりはしなかったんだな。
こう言う時はリュカさんが居た方が面白くなるんだろうなぁ……
現状の俺では、率先して覗きを促す気になれないけど。
しかし困ったな……
まさかリューノに告白されるとは……
あれがツンデレってヤツだったのか?
昨晩以前にデレられた記憶が無いから分からなかったよ。
正直言ってリューノは可愛い。
それは当然だろう……何せリュカさんの遺伝子が入ってるのだからね。
あの人の子供で水準以下の子は居ないだろう!
100点満点中、低くて90点だ!(しかも無理矢理低く見積もって)
宿屋を出て温泉まで歩き考える……
俺は自分でロリコンじゃないと思ってる。
その証拠に、マーニャさんやミネアさんに欲情する事しばし……
勿論手は出さないけども、あのボディーは魅力だよ。
しかし考えると、まだツルペタ時代のマリーに欲情していた前科がある……
あの頃は“マリーの内面に惚れた”って自分でも思ってたけど、まだ膨らみかけのリューノに対し、あそこまで盛り上がれる自分に疑いを持つね。
今『お前……ロリコンだろ!』と言われたら、完全否定する自信が無いッス!
時間は既に深夜帯……
開いている商店などはなく、静寂が耳を刺激する。
そんな静けさの中、目的の温泉が見えてきた。
すると中から、シン君とホフマンさんが湯上がり姿で現れる。
女性陣の後で温泉に入ったはずだから、まだそんなに時間は経過してないのに……
随分と早いのだな!? 温泉を満喫すれば良いのに……勿体ない。
「あれウルフさん、お目覚めになったんですか?」
シン君が気遣う様に俺に話しかける。
あぁそうか、リューノが部屋を覗いた時に寝たふりをしてたから、俺が疲れ切っていると思ってたんだ。
「ん……うん。一眠りしたら温泉に入りたくなってね……俺の事は気にせず、二人は宿屋で休むと良いよ」
そう言って心配げな顔をするシン君と擦れ違い、俺は温泉へと入って行く。
服を脱衣所で脱ぎ、浴室へ入って直ぐに身体を洗い清め、無色透明な湯が張る大きな湯船に身を沈め寛ぐ俺。
時間も時間なだけに、客は俺一人……
実に開放的で気分が良い!
悩み多き年頃の俺には、この開放感は格別である!
とは言え、悩み多き年頃の俺には、まだ悩まねばならない事が多々ある……
俺のロリコン疑惑は置いとい
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