暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epic13魔法少女戦隊でも作っとく?〜The MagiciaN〜
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判る。私の意思次第だってことが。すでにいろいろと違法行為をしちゃってるユーノ君は大きく出れない。なら、私しかいない。
「あのっ!」
「どうしました? なのはさん」
「私、このままジュエルシードの探索を続けたいです!」
意を決してリンディさんにお願いしてみる。返ってくるのは「それはどうしてかしら?」そんな問い。ここで間違えたら拒否される。でも私に上手なことは言えない。だから思ったことを全力で伝えるだけ。
「フェイトちゃんやテスタメントちゃんのことをもっとよく知って、友達になりたいからです! 確かに今はぶつかっちゃってるけど、でもきっと判り合えると思うんです。だって2人とも優しいから! 私、フェイトちゃんに助けてもらったことがあるんです。テスタメントちゃんはこの前の暴走で、私たちの代わりにジュエルシードを抑えてくれて。だからこのジュエルシードの一件が終わったら、時間は掛かるかもしれないけど、きっと・・・!」
それが私の本心。最初は、独り頑張っていたユーノ君の助けになりたいだけだった。魔法の力で誰かを助けることが、何かを守ることが出来るなら、私は戦うことも出来る。そしてテスタメントちゃんやフェイトちゃん、アルフさんと出会って、それぞれのジュエルシードを集める理由を、全部じゃないけど知った。大切な誰かを助ける為。それはきっと優しいからこその理由なんだ。
「そう言えば、あなた達へはちゃんとした自己紹介がまだだったよね。 わたしはイリス・ド・シャルロッテ・フライハイト執務官補よ。よろしく。わたしから質問があるの。アリサとすずかは、どうして魔導師になったの?」
言い切ると同時、シャルちゃんがモニターの向こう側に居るアリサちゃん達に訊いた。
『もちろん、なのはを守るためよ!』
『アリサちゃんと同じく。大切な友達を見放すような真似は出来ないから』
何度聞いても泣いちゃうほどに嬉しいことを即答してくれるアリサちゃんとすずかちゃん。けど、今回はその後に続きがあった。
『あと、あたし個人としてフェイトやテスタメントと友達になりたいってことかしら』
『私もそうかな。テスタメントちゃんって面白くて、フェイトちゃんも優しいから、きっと友達になれると思う』
「アリサちゃん、ずかちゃん・・・」
2人もそうだったんだね。
「じゃあ、セレネとエオス。あなた達はどうしてジュエルシードを探しに来たの?」
『『それは・・・!』』
セレネちゃんとエオスちゃんが黙っちゃった。そういえば聴いたことがないなぁ。私たちの視線を一手に引き受けて、『うぅ』たじろいじゃってる。シャルちゃんは小さく溜息を吐いて、「話したくない? それとも聞かれたくない相手が居たりする?」って訊くと、2人はチラッとユーノ君を見た。
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