暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epic13魔法少女戦隊でも作っとく?〜The MagiciaN〜
[8/12]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
わよ。ちょうどすずかやセレネ達も揃ってるし。今ね――』

アリサちゃんは今、すずかちゃんと一緒に自宅で今日のお稽古の復習をしてるとのこと。スピーカーフォンモードの電話からわいわい騒いでるセレスちゃんとエオスちゃんの賑やかな声が聞こえてくる。そんなところに管理局の話をするのは悪い気もするけど、しょうがないよね。

「えっとね、アリサちゃん。実は――」

管理局って人たちが来て、ちょこっと大変なことになってることを伝えた。すると電話の奥で、『ぎゃああ! ついに来たぁぁ!』ってセレスちゃんの悲鳴らしきものと、『終〜わったぁ、終〜わった〜♪』エオスちゃんの現実逃避っぽい鼻歌が聞こえてきた。

『どうしよう、セレネちゃん達が壊れちゃったよ・・・』

『あー、放っておいて。で? あたし達はどうすればいいの?』

「えっと・・・。今、管理局の艦長さんが側に居るから、代わるね」

「初めまして、アリサさん。時空管理局のリンディ・ハラオウンです。こうして連絡をしたのは――」

リンディさんは、アリサちゃん達の顔を見ながら話をしたいから、今から空間モニターとかいうのを使いたいってお願いした。

『『空間モニター、ですか・・・?』』

アリサちゃんとすずかちゃんはそれがどういうのか判らないみたいで困惑してるよう。そこに「テレビ電話のようなものだよ」ってシャルちゃんが教えた。それだけで察してくれたようで、『しばらく部屋に誰も来ないようにしますから、大丈夫です』アリサちゃんが承諾。
魔法を知らない人が、宙に浮かぶモニターを見ればビックリするし、魔法がバレちゃうもんね。少し間を置いた後、『もう大丈夫ですよ』ってアリサちゃんが知らせてくれた。それを合図としたように私とユーノ君とシャルちゃん、そしてリンディさんの間にモニターが浮かび上がった。

『おお、すごい!じゃなかった。えっと、初めまして、アリサ・バニングスです』

『月村すずかです』

『セレネ・スクライアです』

『エオス・スクライアです』

モニターに映るアリサちゃん達が小さくお辞儀した。リンディさんが改めて自己紹介してるのを聞きながら、私はシャルちゃんから目を離せなかった。シャルちゃんは私と初めて会った時のように涙ぐんでいて、袖口で涙をゴシゴシ拭ってる。なんかその姿が愛おしく思えて、「はい。シャルちゃん」持ってたハンカチで涙を拭いてあげる。

「ありがとう、なのは。もう大丈夫」

優しい笑顔を浮かべてくれたシャルちゃんに、「どういたしまして」私も笑顔で応える。

「――では。今連絡が取れるなのはさん達に、とても大事なお話があります」

リンディさんから私たちに教えられたロストロギア、ジュエルシードの詳しいお話。たった1つのジュエルシードの本格的な発動
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ