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る、リンディ・ハラオウンです」

すごく優しそうな女の人、リンディさんが赤いフェルトの上で正座してた。

「高町なのはです」

「ユーノ・スクライアです」

「はい♪ ささ、立ち話もなんだから座って座って」

リンディさんに勧められて、私とユーノ君もフェルトの上に正座した。そしてシャルちゃんは「はい。お茶とお茶請けね」私たちにようかんとお茶を用意してくれた。みんなで美味しく頂きながら(リンディさんがお茶に砂糖を入れたのはビックリしたけど)私たちがここに呼ばれた理由、ジュエルシード探索についての事情を説明した。
ユーノ君と初めて出会った時のこと、魔法を貰ったこと、ユーノ君の助けになりたいからジュエルシード探索の手伝いをしていることなど。説明を終えると、リンディさんもシャルちゃんも黙っちゃって、その緊張感が息苦しい。

「ユーノ君。管理外世界の原住民に魔法の存在を教え、なおかつ授与することは、管理局法では違法となっています。それは解っていますね」

「はい・・・。ごめんなさい」

リンディさんに厳かに注意されたユーノ君は体を小さくして、謝った。私は前に決めた通り、ユーノ君だけの所為じゃないってことを言おうとしたんだけど、その前に私の隣に座るシャルちゃんに手で制されたから黙ることに。

「ペリオ氏から連絡を頂いた時は本当に驚きました。ジュエルシードは第一級のロストロギアですから。発掘したのがあなたで、その責任を負って回収しようというのは立派なことだと思います。ですが、そんな危険物を1人で回収しようとしたのは無謀なことだと叱責しましょう」

「・・・はい」

「では次ね。ペリオ氏からの連絡には、セレネさんとエオスさんの2人も居るという話なんだけど、その2人はどうしたのかしら?」

その質問に、ドキッとなる。でも黙っておくことも出来ないから、私の様な経緯で魔導師になったアリサちゃんとすずかちゃんのことも話す。温泉での一件だ。私を守るために魔導師になってくれたアリサちゃんとすずかちゃん。そのことを話し終えると、リンディさんは「あらあら」さっき以上に困ったように手を頬に添えて、シャルちゃんは「アリサ・・すずか・・・?」2人の名前を何度も呟いてる。

「なのはさん。その子たちとは今、連絡が取れるかしら?」

「えっと、たぶんですけど・・・。ちょっと失礼します」

携帯電話の時刻を見れば、もうバイオリンのお稽古も終わってる時刻だ。私もお父さんに帰りが遅くなることを連絡しておかないといけない。でも今はとりあえずアリサちゃんに電話をかけてみる。数コールもせずに『はいもしもし。なのは、どうしたの?』アリサちゃんは出てくれた。

「あ、アリサちゃん。今、電話いいかな? 魔法の事でちょっと話があるんだけど」

『いい
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