暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epic13魔法少女戦隊でも作っとく?〜The MagiciaN〜
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作り出す、水流系下級術式アルティフォドスを発動。
(さぁ、どうする・・・?)
ここで動いたのがなのはだった。海龍とイリスの前に立ちはだかり、臨戦態勢。ここら辺りがいいだろう。なのは達へ海龍の首をもたげさせ、全員の意識がそっちに向かった瞬間を狙って、術式解除。アルティフォドスが海水の塊となって歩道に大波を創り出す。それと同時、フェイトを背負っているアルフの元へ走り、腕を掴んで再度オプティックハイドを発動。なんとか追跡も免れることが出来、無事に撤退することが出来た。
?―?―?終わりだ?―?―?
リビングソファに腰掛けるアルフの前に仁王立ちし、「グランフェリアとはどうやって知り合った? そしていつから?」若干苛立ちを持たせてもう一度問い質した。私の様子が普段通りじゃないことにアルフは「どうしたんだい?」なんて訊き返してくるが、私が今一番欲しい言葉はそれじゃない。だから応じることなく黙ったままアルフを見下ろす。
「うぅ・・・。えっと、グランフェリアは元々フェイトの母親、プレシアの客だったんだよ」
「客?」
「ああ、そうだよ。グランフェリアは情報屋らしいんだけどね。ジュエルシードの情報をプレシアに持ってきたのもアイツさ」
(おいおい。どういうことだ、それ。あの子が情報屋? しかもジュエルシードをプレシアに教えた?)
あまりに想像を超えた事態に頭痛が。アルフが続けた「初めて会ったのが1年くらい前だよ」という話には頭を抱えたくなった。1年も活動しているのか。それに、プレシア程の魔導師が目を付け、その情報を信じるに足ると判断したとなると、グランフェリアの活動期間はもっと長いはずだ。マリアならすぐに気付けるだろうが、彼女にも契約があるため、運悪く素通りさせてしまったんだろう。
「貴重な情報をありがとう」
グランフェリアが近くに居る。それが判っただけでも大収穫だ。時の庭園の座標も判っているし、転移することも出来る。が、問題は、いつぶつかるか。
(ジュエルシードが10個。上手く使えれば、現状の私でもグランフェリアになら勝てるか・・・?)
“エグリゴリ”の三強であるガーデンベルグ、リアンシェルト、シュヴァリエルの3機以外ならおそらく勝てる・・・気がする。グランフェリアとの戦闘をイメージしているところで、ふと壁に掛けられている時計に目が行き、もう18時を回っていたのを確認した。
「そろそろ失礼するよ」
はやてを待たせているし、早々に帰ろうとしたんだが「待ちな!」アルフが外套の裾を引っ張ってきた。
「あんた。フェイトを元に戻すことが出来ないかい!? アイツと知り合いなんだろ!? だったらアイツの妙な魔法に掛けられたフェイトを治せるんじゃないのかい!? グランフェリアについて喋ったんだ。それ
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