暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epic13魔法少女戦隊でも作っとく?〜The MagiciaN〜
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峙するなのはとフェイト。まずはアルフが動くが、ユーノのチェーンバインドで捕縛された。それをきっかけとしたようにフェイトが動き、続いてなのはがジュエルシードの回収に動いた。
「っ! この、魔力は・・・まさか!!」
グランフェリアの時とはまた違う意味で驚く。この懐かしい魔力は間違いない。なのはとフェイトの間に浮かぶジュエルシード。そこに転移反応が1つ。そして「はい。ちょっと待ってね〜♪」1人の少女がその姿を現し、デバイスでフェイトの“バルディッシュ”を受け、素手でなのはの手を止めた。
「・・・シャルロッテ・フライハイト・・・」
外見は正しく私の知るシャルだ。アクアブルーの長髪にアザレアピンクの双眸。騎士甲冑も真紅の魔力も、そして何より魂までもが、彼女の物だ。
「君の魂が望んだ居場所は、やっぱりこの世界なんだな」
戦いの無い世界に転生してほしかったが、けどこれが最も正しいこととも思える。そんなシャルの転生体(名前はイリスというらしい)とフェイトの戦闘が始まった。が、イリスの前ではフェイトも無力だった。速度を活かしてもイリスの反応速度を超えることが出来ず、ついには撃墜された。
(っと、このままではフェイトが捕まるな)
いま彼女たちが捕えられるのは勘弁してもらいたいな。グランフェリアのことを聴き出さなければ。そういうわけで「仕方がないな」私はフェイトを助け出すために動くことにした。術者と定めた対象の姿を消すというティアナの幻術魔法、オプティックハイドを解除し、フェイトのソニックムーブを使って20mの距離を移動、地面に叩き付けられる前にフェイトを抱き止めた。私の登場に驚きを見せるイリスやなのは達。
「痛っ?・・・テスタ、メント・・・?」
(イリス・・・。あまり良い傾向じゃないな)
私の名や姿を見て、頭痛を起こしているのか顔を歪ませている。前世の記憶が僅かに残っているのかもしれない。フェイトをアルフに任せ、カートリッジをロードしてデバイスの刀身に雷光を付加、そして閃駆で突撃してきたイリスの迎撃に意識を注ぐ。
右隣に姿を見せたイリスの斬撃(おそらく雷牙月閃刃)をスッと半歩横移動するだけで回避。見てからの反応ではなく、体が憶えている。シャルの斬撃のクセなど。それをそっくりそのまま得ているこの子の攻撃なら、容易く紙一重で回避できる。
(すまないな)
がら空きな顎にアッパーを一発打ち込む。綺麗に入ったことで、イリスは倒れるまではいかないがデバイスを支えにしてやっと立っていられると言った感じに陥った。このまま放置でもいいが、回復したイリスや、何故か出てこないクロノが出て来て追撃されても面倒だ。
ならば、負傷者を出しておいてそちらに労力を使わせることで逃げる時間を稼ぐのが良い。そうと決まれば。海水で龍を
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