暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epic13魔法少女戦隊でも作っとく?〜The MagiciaN〜
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†††Sideルシリオン†††
「答えて。フェイトはどこであの魔法、雷槍連穿衝を学んだ? ああ違う。回りくどいな、コレ。グランフェリアとはどこで知り合った?」
フェイト達が活動拠点としている遠見市のマンションで、リビングのソファに座るアルフに問い質す。フェイトは今、寝室でゆっくり眠っている。ここに来る前に目を覚まし散々暴れたため、力づくでまた眠ってもらった。その時にアルフとも揉めたが、殺気を叩きつけて黙らせてやった。もう形振り構っていられなかったからな。
(はぁ、これはこれで面倒なことになってしまったな・・・)
?―?―?回想だ?―?―?
はやてとの買い物から帰ってすぐ、私の魔力探査能力にジュエルシード覚醒直前の魔力が引っ掛かり、はやてに一言断ってから海鳴臨海公園へやって来た。先の次元世界でも起こった樹の暴走体。まずはなのはとユーノが現れて、戦闘を開始。アリサとすずかはどうやらバイオリンの習い事のようだな。ばら撒いたイシュリエルを通して2人の様子を見る事が出来る。
「なのはは・・・まだ粗いな。あれではフェイトに勝てないぞ」
なのはの魔導師としての腕を見る限りでは、今のフェイトには及ばない。先の次元世界では、なのはの側には完成された戦士であるシャルが居たからな。その差があるんだろう。苦戦しているなのはを見守っているところで、「この感じは・・・!!」信じられない魔力を感じ取った。
空に渦巻く雷雲。ゴロゴロと稲光が鳴り、そして落雷。その落雷の中に、フェイトの姿を見た。落雷によって出来たクレーターの中央に、フェイトとアルフが佇んでいるんだが・・・。
「なぜ・・フェイトからあの子の・・・グランフェリアの魔力を感じるんだ・・・!?」
“堕天使エグリゴリ”の1機、宝雷の矛グランフェリアの魔力を、フェイトがその身に宿している。驚愕一色に染まる私の精神。しかし“エグリゴリ”の手がかりを見つけることが出来たことで、「ふふ、はは、ははは・・・!」すぐに全身が歓喜に震える。
「馬鹿が! 今はフェイトの心配だろうが・・・!」
だがフェイトが被害に遭っていることを一瞬とは言え度外視したことに怒りを覚え、自分の額を殴る。本音を言えば今すぐにフェイトとアルフから事情を聴きたいが、どうやらフェイトはグランフェリアに何かしら仕掛けられているようで、昨日までの心の揺らぎを失い、ただ戦意しか放ってない。アルフが庇って傷ついても知らんぷりで、攻撃一辺倒。
「グランフェリアの雷槍連穿衝まで使うのか・・・!」
雷槍の柄頭を武装で打つことで、射出時の通常スピードに打撃力と打撃時の魔力爆発を加えることで高速射出させる、というものだ。なのはの砲撃とフェイトの雷槍による挟撃で暴走体を撃破、休眠状態のジュエルシードが姿を現した。
対
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