序章 出会い
第9話 まさかの恋敵!?
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たいに!渡しませんからねっ!」
ユ「う、うん・・・」
ジュビアの迫力に、私は頷くしか出来なかった。ジュビアの目が燃えている・・・グレイの事が「ものすごく好き」という気持ちが伝わってくる。グレイって、すごいモテモテなんだなぁ〜。
その時、ドクンッとまた心臓の鼓動が大きくなったのが聞こえた。な、何なの・・・いったい・・・・?気がついたらジュビアはいなくなっていた。
ユ「はぁ・・・」
私は一度ため息をつくと、椅子に座り直し、遠くでナツとリョウと喧嘩をしているグレイを見る。
ナ「んだとカチコチパンツ野郎。バカアホリョウ。」
リョ「いちいちうるっせんだよ、燃えカス野郎。変態氷。」
グ「もういっぺん言ってみろ、ポジティブ野郎。クソ炎。」
何が理由で喧嘩をしているか分からないや・・・喧嘩をしている3人の近くのテーブルに座っているルーシィ達が、
ル「全く、相変わらず低レベルなんだから。」
マ「皆頑張れ〜、ファイトォ!」
ウェ「マヤさん、そこは応援する場面じゃないと・・・」
ハ「ナツ〜、頑張れ〜!」
シャ「アンタも応援しないのっ!」
呆れたり、応援したり、否定したり・・・そんな喧嘩をしている3人の前に、黒いオーラを剥き出しにしたエルザが、
エ「お前達ィ!いい加減にしろォォオッ!」
ナ&リョ&グ「あいーーーーーっ!」
ハ「オイラの真似しないでよ〜。」
一瞬で止めちゃった。ルーシィが言ったとおり、エルザは怒るとさっきのジュビアの1000倍怖いな・・・グレイ達は喧嘩をしていて、他の人達はお酒が入ったコップを片手に喧嘩の見物。まぁ、カナは酒樽を両手に抱えてだけど・・・とにかく、妖精の尻尾の魔道士達は、皆笑っている。ほんとっ、賑やかで楽しいギルドだなぁ〜♪ここに来る事が出来たのもグレイのお陰・・・か。
その時、ドクンッとまた心臓の鼓動が大きくなったのが聞こえた。ていうか、どんどん音が大きくなっているように聞こえるのは、私の気のせい・・・かな?
ウェ「ユモさ〜ん!」
ル「こっちにおいでよ〜!」
マ「早く早く〜!」
ウェンディとルーシィとマヤに呼ばれた。
ユ「今行く〜!」
私は椅子から立ち上がり、ルーシィ達がいるテーブルの方へ。そこではまたグレイとナツとリョウの3人が喧嘩をしていて、エルザが黒いオーラをさっきよりも剥きだしにしていた。
エ「いい加減にしろォォォォオッ!!」
ナ&グ&リョ「はいーーーーーっ!」
3人は思いっきりエルザに吹っ飛ばされた。私とルーシィとウェンディとマヤは吹っ飛ばされた3人に駆け寄る。
ユ「グ、グレイ、大丈夫?」
グ「あ、あぁ、何とかな・・・ったく、相変わらずエルザは手
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