二十三話
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すか凄いですね」
そんな中、風だけは取り乱さなかった。
「私はこれでも五十九歳でした、こちらに来てから三年は経ちましたから。もう六十二ですね」
「でも、見た目はそんなに御年には見えないのでやっぱり、お兄さんと呼ばせてもらいます」
「…仕方が無いですね」
「ありがとうございます」
二人の会話が終わるのを待ち、華琳は意を決して話しかけた。
「如水。貴方、…結婚していたの?」
「あれ、言ってませんでした」
「聞いてないわよ!!全く、そういう大事な事は直ぐに知らせなさい」
「華琳、なぜ怒っている?。それにその事は大事な事か?」
その言葉を聞き風が呆れた
「お兄さん、女心がわかっていませんね。もしかして奥さんとも上手くいかなかったのじゃ無いんですか」
「なぜそうなるのかはわからんが。妻は私に良くしてくれたし、私も妻を愛していたよ」
その言葉を聞き、華琳は手が付けられなくなった。
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