序章 出会い
第8話 グレイVSユモス
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ユ「え・・・///////な、何で、服を・・・///////////」
かなり動揺してるな。俺が何で服を脱ぐかは後で説明しよう。そんな事より、ユモが動揺している今の内に、
グ「アイスメイク、牢獄ッ!!」
巨大な氷の檻がユモを閉じ込める。これでしばらくは身動き出来ねェな―――と思ったのはほんの束の間。ユモはその場で体勢を低くすると、
ユ「てェェイッ!」
バキィィインッ!と金属のような音を立てながら回し蹴りで氷の檻を壊しちまった。思いもしてなかった出来事に、その場にいた人間が全員目を疑った。驚くのも無理は無い。あんなどこにでもいるような極々普通の少女が、回し蹴りで巨大な氷の檻を壊したんだからな・・・こんな奴を見たのは、俺も初めてだ。
マ「ユモすごぉ〜い!」
リョ「たったの、回し蹴り1回で・・・」
ナ「俺も勝負してェなぁ。」
クソ炎は違うが、皆も驚く。そんな空気の中、ユモは笑顔で、
ユ「グレイがいきなり服を脱いだ事にはびっくりしたけど、こんなに楽しいバトルは久しぶりだよ。ありがとう、グレイ。」
その時、ドクンッとまた心臓の音が大きくなったのが聞こえた。しかも、だんだん音が大きくなっているように感じる。ま、まさか・・俺・・・い、いや、まさか、な・・・
ユ「それじゃ、最後まで全力でいくよっ!アイスメイク、剣ッ!!」
氷で剣を造形する。こうなったら、俺もやるしかねェなっ!
グ「アイスメイク、大鎌ッ!!」
俺も氷の鎌で立ち向かった。
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エ「そこまでっ!この勝負引き分け!」
エルザの終わりの合図と共に俺はその場に倒れ込み、ユモはその場に座り込み呼吸を整えた。
グ「ハァ・・ハァ、ハァ・・・ハァ・・ハァ、ハァ、ハァ・・ハァ・・・ハァ、ハァ、ハァ・・・」
ユ「ハァ・・・ハァ、ハァ・・ハァ・・・・ハァ、グ、グレ・・イ・・・」
グ「ハァ・・・・ハァ、ハァ・・・ハァ、ハァ・・ハァ、ハァ・・・・ア?」
ユ「ハァ、ハァ・・今日は、ハァ、ありが、とう。ハァ・・ハァ・・・ハァ、す・・すごく、楽しかっ・・・た・・・・ハァ、ハァ・・ハァ・・・」
グ「////お、おぅ・・・///////////」
ドクンッ、ドクンッとまた心臓の音が大きくなったのが聞こえた。しかも、鼓動がどんどん早くなっているようにも感じる。今、俺の顔が真っ赤なのは暑いからだろう・・・たぶん。いや、絶対に//////////
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