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GOD EATER
第一話

[1]後書き
〜???side〜

「支部長、適合試験の準備が完了しました」

「そうか、では行くとしよう」

支部長と呼ばれた男は、椅子から立ち上がり暗闇の中に消えた。

〜???side 終了〜

鋼鉄でできた壁に囲まれた空間に一人の男が入ってくる。その空間の中央には見た事のない装置が置いてある。

『長く待たせてすまない』

壁についているガラスの奥にいる人がマイク越しに話しかけてくる。

『さて、ようこそ大神アキラくん…人類最後の砦「フェンリル」へ』

藍色の髪をした男、大神アキラは装置をじっと見つめたいる。

『今から、対アラガミ討伐部隊「ゴットイーター」としての適性試験を始める。少しリラックスしたまえ、その方がいい結果が出やすい。心の準備ができたら、中央のケースの前に立ってくれ』

アキラは少し緊張しながら装置の前へ進む。装置の前に立ち、装置の中にある剣を見る。
アキラは剣を握り、目を瞑る。

「うぐ…ああああああぁぁぁぁぁ!」

剣を握ると装置についていた蓋のようなものが落ち、グチャグチャと音を立て装置が動く。

「はぁ…はぁ…」

しばらくすると蓋が開き、痛みが引いていく。剣を握っていた腕には腕輪が付いている。
剣から触手のようなものが伸び、腕輪にある穴に入りこむ。

『おめでとう、君はこの支部初の「新型(・・)」ゴットイーターだ。適正試験はこれで終了だ。次は適合後のメディカルチェックが予定されている。始まるまでその扉の向こうの部屋で待機してくれたまえ、気分が悪いなどの症状がある場合はすぐに申し出るように』

剣を片手に持ち、扉に向かう。

『期待しているよ』


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

「はぁ〜……緊張した」

神器を預け深いため息をつきつぶやく。

「適合試験のとき、すごい痛かったな〜前世(・・)はあんなに痛い思いはしなかったな〜」

あ、そうだ自己紹介しないと…
え〜と…なんて言おうか。俺の名前は大神亮。転生者だ。神様のミスで死んでしまったお詫びとしてGOD EATERの世界に転生することになった。特典も貰ったんだけど神様曰くチート級なものにすると面白くないからこっちで決める、と言われた。
ちなみに特典内容は「10年に1人の逸材」らしい。
……不死身とかがよかったな。あと原作ブレイクはいいらしい。

はぁ…これから死んでしまうようなことが多いんだろうな……

目の前の扉を開け、エントランスに入る。




ま、死なない程度に頑張るか!





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