序章 出会い
第7話 氷の少女
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エ「なるほど。話の内容はだいたい理解出来た。」
流石エルザだな。
マ「でも、何であの子体が冷たいの?」
それを今考えてるだろーが・・・ちゃんと話し聞いてたのかぁ?
ウェ「でもあの人、風邪とかではなさそうですよ。」
シャ「えぇ、風邪を引いてれば体は熱いはずよ。寒気はするけど。」
リョ「体を冷たくする魔法・・・そんな都合よすぎる魔法なんてないしな。」
むしろそんな魔法があったらすげーよ。
ナ「だぁーーーーーっ!訳分かんねェーっ!」
ル「少し落ち着きなさいよ。」
いちいちうるせェなァ。
その時、ギィィと軋んだ医務室の方から音がした。振り向くと、医務室のドアが開き、さっきの氷みたいな女の子が出て来た。気を失ってた時は分からなかったけど、俺と同い年くらいか?女の子はきょろきょろと辺りを見回し俺達と視線が合うと、
?「あ、あの、えぇっと・・ここは、いったい・・・?」
しどろもどろに問いかけてきた。そんな戸惑っている女の子にルーシィは駆け寄り、まるで友達だったかのように話し掛ける。
ル「私はルーシィ。ここは妖精の尻尾っていう魔道士ギルドよ。あなた、洞窟で気を失っているところをグレイが助けてくれたのよ。」
?「グレイ?」
おいおい、勝手に人の名前を出してべらべら話すんじゃねェよ。ルーシィは俺の方に指差すと、そいつが俺の前に来て、
?「あの、その・・助けてくれて、あ、ありがとうございます。」
グ「お、おぅ。」
めちゃくちゃ礼儀正しいな。こういうのに慣れていないせいか、調子狂う。誰かさんと、誰かさんと、誰かさんとは大違いだぜ。
ナ「ハァクションッ!」
マ「ハクションッ!」
リョ「ヘァクシュンッ!」
おぉ!やっぱ人は噂をすれば人ってくしゃみが出るんだな。
ウェ「私、ウェンディといいます。」
シャ「私はシャルル。」
マ「私マヤ!よろしくね☆」
リョ「俺はリョウだ。ルーシィの彼氏で〜す♪」
ル「変な事言わないでっ!」
ハ「でぇきてるぅ〜。」
ル「できてないっ!」
漫才かよ・・・
ナ「俺はナツだっ!よろしくなっ!」
ハ「オイラハッピー。よろしく〜♪」
エ「私はエルザだ。ところで、君の名前は?」
エルザが問うと、女の子は少し恥ずかしそうに下を俯くと、
ユ「・・ユ、ユモス。ユモス・クオリナです。」
呟くように名乗った。そ
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