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【ネタ】 戦記風伝説のプリンセスバトル (伝説のオウガバトル)
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りよ。
ドリームクラウン。
伝説のクラス、プリンセスにクラスチェンジできる超レアアイテムよ。
売るよりも、誰か信頼できるアマゾネスに使わせたらいいわ。
あーっ!
当たりなのに資金繰りやり直しじゃない!!」
砂浜の波の音とばうばうと息を吐いてるヘルハウンドの声に気を取られつつ、私は砂浜に大の字になってがっくりする。
世の中そんなにはうまくいかないって、何かが頭につけられたのですが。
「ちょ!
あんた何しているのよ!!」
起き上がった私がデスティンに指差すと、その腕にまとわれた純白のローブがいやでも目に映る。
ま、まさか……
おそるおそる手を頭に触ると、金属質の王冠のようなものが。
というか、生暖かいよだれもべっとりとついているんですが。おい。
「なるほど。
これはたしかに伝説のクラスだ」
腹抱えて笑っているんじゃないわよ!デスティン!!
何片方の頭をひねって「?」みたいな顔しているのよ!そこのヘルハウンド!!!
純白のドレスについていたバトルファンでデスティンの頭をぶっ叩こうとしてかわされる。
「何をするんだい?エリー?」
「何をじゃないわよ!!!
信頼できるアマゾネスって言ったじゃない!!」
怒り狂っている私を前に、何を言っているのか分からないと言った顔でデスティンが一言。
「だから、信頼できるアマゾネスに使ったじゃないか。
今の所、君以上に信頼できるアマゾネスは知らないし」
こっ……このいけめんが……
そんな顔で、そんな笑顔で断言されたら言い返せないじゃないか。
「こっ、こっ、この………」
「この?」
「「ばう?」」
まだ、分かっていないデスティンに私は思いっきり八つ当たりの罵声を浴びせる事しかできなかったのである。
「馬鹿デスティン!!!」
二日目 貿易都市ダスカニア
貿易都市ダスカニアを開放した時、私とデスティンとアラウンしかいなかったが、即座に歓迎式典が行われたのは、デスティンのカリスマのおかげである。
そうなのだ。
そうであって欲しい。
「おはようございます。エリー姫様。
今日も良い天気ですわ。
お昼までに城塞都市ゼルテニアも開放するなんてなんてすばらしい心意気なんでしょう!
応援していますからね!!!」
ああ。
宿屋の女将さんの視線がめっちゃ痛い。
明らかに、住民の視線が『流浪の姫君とその従者』になっていたのが困る。
ランスロットの情報は知っていたので、先に聞いてみたらあっさりとゼルテニア行きの航路をばらすし。
今、この瞬間にもウォーレンとその仲間達の査定が行われているはずなんだが、これでデスティンが失格に
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