第10話 ちょwwwタキシードが高すぎてツライッ!!(>_<)
[5/5]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
為に自分に向けた腕を掴んだ。
そして、掌を捻り、上を向かせ、それと同時に下へ向く肘。その肘を下から上に、垂直に…蹴り上げる!
―――ボキィ!!
「があああああああああああああああああああああああああ!!!」
余りの痛みに、男は絶叫を辺りに響かせ、リクの手を強引に振り解き、床でのたうち回る。
この技もリクが地球に行った時に教えて貰ったものだ。
現在ミッドで最も有名な格闘技、ストライクアーツ。このストライクアーツには関節技等の攻撃方法がない。少なくともリクは知らない。その理由は、ストライクアーツは競技用、つまりスポーツに近い武術である事。魔法と併用して戦う為、関節等の考え方が不要な事。等が関係しているのはないかと、リクは勝手に想像している。
そんなストライクアーツがこのミッドでの格闘技というものへと印象である。
(見慣れていないが故に対処出来ない。俺の作戦勝ちだな)
と内心ドヤ顔するのだが、そもそも自我が無い相手に作戦もクソもないので、結果として意味ない事だ。
「リク!」
上空から知った声が響いてきた。
リクが視線を向けると、そこにはバリアジャケットを展開したフェイトが来ていた。
フェイトを見て、「そういえば今日非番とか言ってたな…」と思い出すリク。
「大丈夫!?」
フェイトはリクが今日義魂丸を持っていなかった事を知っているので、その顔は心配で染まっている。
「心配しなくても大丈夫だ。それよりこの男運んでくれ。右腕が折れてるから治療も頼む」
「あ、うん。分かった」
未だ激痛で鈍い声を上げている男をフェイトはバインドで高速し、デバイスを外し、手錠をかけた。
これで今回の事件は一応の解決はした。
しかし未だ解決しなければ謎が残り、ケガをした人の手当。そして壊れた町の修復等、様々な問題が残っているのであった。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ