序章 出会い
第5話 ハコベ山での出会い
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に合わなかったみたい・・・
私の体は宙に浮いて真っ逆さまに落ちていく。
ル以外「ルーシィィィィィィィィ・・・」
皆の声がだんだん小さくなっていく。私はギュッと固く目を瞑った―――――。
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ドサッ!と音を立てて宙に浮いていた私の体が止まった。・・あ、あれ?私・・生きて、る・・・?恐る恐る目を開けると・・・
?「おいアンタ・・だ、大丈」
ル「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアッ!」
悲鳴を上げた。
し、しし、知らない人に、お、お姫様抱っこされてるぅっ!?茶色いツンツン頭に同じ色の瞳をした私と同い年ぐらいの男の子だった。
?「お、おい!そ、そんなに暴れるな驚くな。命の恩人に失礼だぞ。」
ル「えっ?」
恩人?あ、そうだ。私、崖から落ちたんだっけ。
私を助けてくれた(?)男の子が、私が落ちてきた崖っぷちの方に視線を仰ぐ。
?「崖が崩れたみてェだな。この山の崖は崩れやすいから、気をつけろよ。」
そう言いながら私を下ろしてくれた。
ル「あ・・ありがとう、ございます。」
?「大した事はしてねェよ。それより、アイツ等アンタの知り合い?」
ル「えっ?」
男の子の視線の方を見る。
ナ「ルーシィ〜!」
ウェ「ルーシィさぁ〜ん!」
遠くからナツ達が走って来るのが見えた。
マ「ルーシィ〜、怪我してない?」
ル「わぁっ!」
マヤが私に抱きついてくる。
グ「怪我はしてねェみたいだな。」
ウェ「よかったです。」
シャ「一時はどうなるかと思ったわ。」
ハ「皆心配したんだよ。」
エ「無事でなによりだ。」
ガンッ!
ル「硬ッ!」
エルザの鎧はどうしてこんなに硬いんだろう?
ナ「ところでよォ、コイツ誰だ?」
待ち切れなかったのかナツが聞いてくる。
ル「そういえば、まだ名前聞いてなかったわね、私はルーシィ。よろしくね。」
?「えぇっ!ルーシィ!?」
えっ?私の事知ってるの?
?「そ、それは・・・あぁほら!週刊ソーサラーに載ってたから。」
あら、私ってそんなに有名人なのかしら?
ハ「ナツ、ルーシィから変なオーラが出てるよ。」
ナ「だな。」
ル「変なって何よ、変なって!」
マ「はいはいは〜い、こっちの漫才者達はほっといて、私、マヤ!」
な、何か・・見事にスルーされてるんですけど・・・ていうか、|漫才者《コメディアン
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