暁 〜小説投稿サイト〜
ヘタリア大帝国
TURN73 思わぬ復活その七
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
かった。
「謎が多いな、しかしだ」
「しかし?」
「しかしとは」
「戦局は大きく変わる」
 ゾルゲは鋭い、剣の様な光をその目に宿しながら言った。
「ドクツは蘇る、ドクツの動きがまた欧州の台風の目になる」
「ではこのままですか」
「また欧州での死闘がはじまりますか」
「そうなる可能性が高い」
 ゾルゲはこう読んでいた。
「太平洋に兵を進めることは不可能になるか」
「ロリコフ博士が妙に張り切っておられましたが」
「それはなくなりましたか」
「そうなるだろう。では我々も去ろう」
「はい、それでは」
「今より」
 秘密警察の者達もベルリンを後にするしかなかった、ゾルゲはレーティアが密かに脱出に使った港からベルリンを発った、その彼と入れ替わりにヒムラーはベルリンに入った。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ