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めだかボックス 〜From despair to hope 〜
第23箱 「矯正し、強制し、改善し、そして改造してやるぞ!」
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「んー?久しぶりってぇ〜??」

その言葉を聞いた不知火は再びニヤニヤ…っと笑う。

「あ゙……。」

劉一は、思わず口を抑える。

あまりにも懐かしすぎたから、ついつい出てしまったようだった。

「甲賀忍者の時代劇でね〜それで 分身の術!があったんだよ!不知火!」

劉一は 笑いながら…なるべく自然に返す。

「ふう〜〜ん… まっ いーや☆今お腹いっぱい出しっ♪」

……要求は食べ物……のようだ。

(財布… どうしよう……)

劉一は…今後の財布を心配していた。





で…2人で馬鹿言ってる間に…。




「…それでもタバコは控えておけ 貴様達の健全な成長の阻害するし 何より将来の楽しみがなくなるぞ!」

めだかが持っていたセンスの上にピラミッドのように積み上げたタバコを見せそういった。



「………っ!!」
「え…オレのタバコ!!」
「何なんだ!今の!?」「忍法か!?」




不良たちは驚きながらざわめいていた。

(だよね…あれ見せられたら……)

「はは……あれは、一応剣道だよ。……送り足と継ぎ足を交互に使った……ね。でも、あれだけ早かったら、そうみえるだろうけど… ってか、僕も実際見えたし…。」

一通り解説をしちゃった劉一クン…。

「おっ!御神。よくわかってんじゃん。ってか何でココに?」

どうやら、傍に善吉がいたようで。

近づいてきた。

「あっ いや……その、不知火がね…?」

そう言って指を指す…。

でも、劉一が指したその先には……。

「あん?…不知火?どこに?」

いつの間にか不知火は影も形もなくなっていた…。

「あれれ… えー……不知火…… いなくなってるし………」

劉一は、ガクっっと肩を落としながらそういう。

誘ったのは不知火なのに……。

「あいつはアンタッチャブルな奴だってしってんだろ?テキトーに飯でも食わしてりゃ無害なんだからよ。」

善吉は苦笑いしながらそう言う。

同情してくれているようだ。

「十分にわかってるよ…でもね……その飯を食わせたばっかりなんだ……。」

劉一は更に更に肩を落とす。

「そりゃ… 気の毒に…」

善吉も苦笑していた。

そんな時…



「なんだよ!!セッキョーかよ!お呼びじゃねーんだよ!生徒会長さんよぉ!!」
「いい気になってんじゃねーぞ!」



何やら怒号が聞こえてきた。

そしてその次にめだかちゃんが……。



「…哀れなことだ貴様達もかつては《真っ直ぐな剣道少年》だったに《決まっている》何か《重大な理由》があって《挫折を経験し道を踏み外
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