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めだかボックス 〜From despair to hope 〜
第23箱 「矯正し、強制し、改善し、そして改造してやるぞ!」
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♪と笑っていた。
でも、明らかに食べた方の体積の方が多いと思う。
それ聞いても答えてくれそうに無いけれど。
「ん?あれは…」
劉一はふと見てみると、ある人物が見えた。
「人吉だね〜 それにあそこは今は不良のたまり場になってる剣道場だね♪また巻き込まれてるみたいだね〜♪」
悟ったのか、不知火はすっごい笑顔でそういう。
「あははは…、不知火が助けてあげればいいのに…。」
「あたし?やだよやだ!あたしは親友が酷い目に遭うのを安全圏で眺めていたい人間だから!!」
不知火は全力でそれを否定!!
何ともまぁブラックな性格ですこと……。
「なははは… そこまで言い切ると清々しいものが… 随分と高尚なご趣味だね?不知火は……。」
ある意味凄い… 真剣な顔で言っているところも凄いな〜
本人の前でも言うんじゃない?平然と…
「そっそっ♪ん〜ってな分けで?一緒に覗きに行こうよ♪劉一っ!」
そう言って劉一の制服を引っ張る不知火さん。
「え゙え゙!……なんで僕も??」
劉一はそう引きつった笑顔で返す。
しっかりと引っ張られるのを踏ん張りながら。
「えーいいじゃん♪ ほらぁ〜 じゃないとあたし、いろいろ喋っちゃうかもっ☆」
それは正に脅し!!
綺麗な笑顔でそう言うその笑みは悪魔の笑みだ。
「んーっ!えっとねーっ♪ 僕!剣道にスッゴク興味があったんですー。 行こーかなー!!」
「あひゃひゃ♪そうこなくっちゃ!」
この笑みは…
やっぱり、すっごい悪魔に見えちゃったりする……。
(うう……… 不知火の鬼…悪魔ぁ……)
「なぁ〜に?劉一〜〜??」
不知火は考えを読むかのようにニヤニヤ………っと。
「何でもないよ〜〜〜〜!」
劉一は苦笑いしかでないようだった。
そして、2人は剣道部へと向かった。
【剣道場】
そして、異様な気配がするその中を覗いて見ると…
“タ タ タ タ タ タ タ タ タ タ タ タ ”
分身の術!!
そして驚いているヤンキー達のシーン!
(めだかちゃんが…たくさんいる…… )
……怖いッ
「見て!劉一!忍者がいるよ♪」
不知火なんだか楽しそうだ。
そして、劉一は懐かしさを…思い出していた。
「ははは… 久しぶりに見た…。随分と錬度が上がってるみたいだ……。」
劉一は、あまりに懐かしい光景についつい、 声に出てしまったようだ
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