序章 出会い
第3話 最強チームと初クエスト
[3/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
戦闘態勢に入ったけど、狼は一向に現れない。・・・ど、どうなってるの?
ナ「・・・だぁーーーっ!もう我慢できねェッ!おい!凶暴狼、隠れてないで出て来いやーーーーーーっ!」
そう叫びながら、しびれを切らしたナツは1人で更に奥へ行っちゃた。
ル「ちょ、ちょっとナツ!」
グ「あのバカッ!」
エ「仕方ない、ナツを追いかけるぞっ!」
ウェ「は、はいっ!」
シャ「相変わらず世話がやけるわね。」
マ「アハハハハ・・・」
ハ「ナツ〜、待って〜。」
今度はハッピーを先頭に洞窟の更に奥へ進んでいると、
ナ「どわぁーーーーー!」
ナツの驚いた声が聞こえた。
マ「ナツ!?」
グ「こっちだっ!」
ハ「ナツ〜、どうしたの〜!?」
声がした方へ更に更に進んで行くと、
ル「ナツ!」
地面に座り込んでいるナツがいた。
ナ「よぉ!遅いぞお前等。」
ナ以外「えっ???」
ナツは振り向くと、いつもの笑顔で笑っていた。
そんなナツの足元に、灰色の毛で覆われた1頭の狼が倒れていた。
ウェ「ど、どうしたんですか・・そ、その、狼は・・・」
だ、だからウェンディとルーシィ・・私の後ろに隠れないでよ・・・
ナ「コイツ、足に怪我しててよ、触ろうとしたら噛み付こうとしてきたんだ。」
そりゃあ人間だって動物だって、怪我している所を触られると嫌がるよ。それに驚いて悲鳴を上げたって事か。な〜んだ、心配して損した。
ナツの脇をすり抜けながら私は倒れている狼にそーっと近づく。
ル「ちょ、ちょっとマヤ!」
皆が青い顔をしている中、私はそっと狼の頭を撫でる。狼の目がギロッと私の事を睨み付けてるけど私はそれに怖がりもせず、狼の頭を撫でながら、
マ「怖がらなくていいよ。私は、君の味方だよ。」
お構い無しに狼の頭を撫で続ける。
そう言いながら撫でているうちに、狼は安心したみたいでゆっくりと目を閉じた。よかったぁ〜。怪我をして動けなかったんだね。
マ「ウェンディ、ちょっと、治療魔法をかけてくれない?」
ウェ「は、はいっ!」
ウェンディが狼の足に手をかざすと傷がどんどん治っていく。すご〜い!これが治癒魔法か〜。
傷が治ると狼は目を覚まして起き上がった。
マ「いい?もう暴れちゃダメだよ。」
狼は洞窟の奥へ姿を消した。
エ「よし、ギルドに帰るぞ。」
これで依頼完了だね☆
*************************************************************************************************************
洞窟を出てすぐにルーシ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ