序章 出会い
第3話 最強チームと初クエスト
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意味で最強なチームなのよ。」
そ、そんなすごいチームに私なんかが一緒にクエストに行って良い訳ェ!?そんな私の心配をよそに、先頭を歩いていたエルザが振り返りながら言った。
エ「マヤも“最強チーム”に入ったらどうだ?」
マ「・・・はひぃ〜!!?」
エルザが言ってる言葉の意味を理解するのに3秒ほど掛かった。
いやいやいやエルザ、冗談にも限度っていうものがあるんだよ。知ってる?
ナ「いーじゃねェか、お前強いしよ。」
いやいやいやナツ、何乗っちゃって・・・
ル「賛成!」
グ「同感だな。」
ウェ「よろしくお願いします、マヤさん。」
シャ「また賑やかになりそうね。」
ハ「あいっ!」
エ「よし!今日からマヤも“最強チーム”だ。帰ったらマスターに報告せねばな。」
ナ「よっしゃ〜!マヤ、帰ったら俺と勝負だぁ〜!」
な、何か・・話が勝手に進んじゃってるよぉっ!?
シャ「全く、いっつもこうなのよね。このチームは。」
シャルルが呆れてる。
マ「でも、楽しいからいいんじゃな〜い?」
シャ「ふふっ、そうね。」
こんな他愛もない話をしている間に依頼先の洞窟に到着。
中に入ると薄気味悪くてシィーーーンとしている。ルーシィとウェンディはまだ中に入ってもいないのに小刻みに震えている。
ル「マ、マヤは・・怖くない、の・・・?」
マ「ぜ〜んぜん。」
私、こういう場所に来るの慣れているんだ〜。エルザを先頭に中に入っていく。
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洞窟に入ってから30分ぐらいは経ったかな?それにしても、肝心の狼が現れないんじゃ意味がないよ。
ナ「お〜い、凶暴狼〜、出て来〜い!」
いやいやいや、ナツ、そんな事言って出てくるおバカさんは・・・ん?
マ「どうしたのエルザ?」
先頭を歩いていたエルザが立ち止まる。
エ「何かいるぞ。」
マ「えっ!?」
ル&ウェ「ひぃ〜!」
グ「面白ェ、狼とはいえ、結構強ェ狼みてェだな。」
お、「面白い」って・・・ていうか何でいきなり?ま、まさか・・さっきのナツの挑発でっ!?うっそぉ〜!?
狼「グオォ〜」
全「!!!」
遠くから獣の呻き声が聞こえる。
エ「来るぞ。」
エルザが別空間から剣を取り出し、ナツは両手に炎を纏い、グレイは両手に冷気を溜める。ルーシィとウェンディはなぜか私の後ろに身を隠している。あのぉ〜、一応言っておくけど私、盾、じゃないから・・ね?
皆
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