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神々の黄昏
第二幕その七
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報酬だ」
「ブリュンヒルテ」
 ここでハーゲンがそのブリュンヒルテのところに来て問うてきた。
「貴女はその指輪をよく知っているのか」
「貴方は」
「ハーゲンという」
 問われてここで名乗るのだった。
「ギービヒ家の家臣だ」
「そうなのですか」
「それはだ」
 ここでさらにブリュンヒルテに問うのだった。

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