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『言霊使いと幻想郷』
第二十一話
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 もこたんからの攻撃で俺と輝夜が吹き飛ばされて地面に直撃した。

 ……痛い……ん?

「「ぁ……」」

『………』

 気付けば輝夜が俺に覆い被さるようになっていた。(普通は俺が輝夜を覆い被さるになるけど違うね)

「……姫様、漸く就職ですか?」

「八意さんメタ発言しないで。輝夜、大丈夫か?」

「……ふぇ?」

 漸く我に気付いた輝夜が急激に顔を赤らめていく。

「誠兄……ぴちゅる準備は良いかしら?」

「私の拳も唸りますよ」

「………」

「はっはっは、良い酒の肴になりそうだね」

 笑うな魅魔。

「え〜と、霊夢と美鈴も落ち着いてな。な? それとパチュリーさん、無言でスペルカードを構えないで下さい」

『問答無用ッ!!』

「ちょ、ま……アーーーッ!!」

 そして新年が明ける前にぴちゅられた俺であった。

 その後、皆が神社で初詣をしてくれた。(勿論賽銭も入れてくれたので霊夢は大喜びであった)







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