暁 〜小説投稿サイト〜
ポケモンの世界にお気に入りのポケモン持って行こう!
一度で良いから、海でラプラスに乗って旅がしたい
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『おいカインてめぇ!いまなんっつったもういっぺん言ってみやがれこのやろうぉ!!』
『ああ何度もいってやるさ、ヒダネトカゲ!!若白髪!!鯰モドキ!!』
『だぁぁあああ!!誰がヒダネだ!!俺は既にヒダネじゃねぇだろうが!!?何時までヒトカゲだった頃の話しを引き摺る気だてめぇは!!』
『ゴルザ、少しは落ち着いて下さい・・・。ですが、私は白髪ではありません!これはクリーム色です!!』
『俺だって鯰じゃねぇ!』
「ブルースって紳士系キャラだったんだ」
『ジン、気にするのってそこなの?」

俺の目の前では、ブルース、ゴルザ、ラージ、カインが取っ組み合いになりながら言い合いをしていた。正直見るに耐えない。だってカインの奴、3体で不利な状況な筈なのに普通に戦ってるんだもん。どれだけキチガイなんだ俺のジュカインは。

「おおいジン、ここにいたのか」

へ?誰倒れを呼ぶのは・・・。後ろか、そう言って振り返ると・・・

「探したぞ、全く私が帰ってきてから触れ合いが無かったから正直寂しかったぞ」

・・・。いやなんでさ、思わず出たこの言葉。うん、目の前にいる人が言うべき言葉だよな?だってさ、目の前に赤い弓兵こと、アーチャーさんがおるんやもん。どういう事?しかも探してた?俺を?すると俺の方にいるピカが

『これの人はこの世界でのお父さんだよ、他にもジンにはお姉さんと妹さん、お兄さんが数名いるよ』

マジですか・・・。っていうか父親がこの人ってやばくね?死亡フラグ的な意味で。っつう事はあれか、母さんは騎士王かうっかりする魔術師さんか。

「嫌ごめん父さん、ちょっとカイン達と話をしてたんだ。え〜っと・・・そう、ちょと新しく戦力を思いついたからさ」

ってこんな口から出た出任せでいけるか?明らかに後付け感バリバリ何すけど、こんな嘘しか思いつかなったんだとこんちくしょう〜!!

「そうか、まあそれならいいか。私も昔は良く作戦を考えては朝早くにその練習をしてた物だ。私に似たのかなお前も」

通じたよ!?って言うか適当に言った事が父さんと共通してて、なんか嬉しそうだよこの人。まあ誤魔化せたならそれで良い・・・。ふぅ・・・っとそういえば何で探されてたんだ俺?

「それで父さん、なんで俺を探したの?」
「そうだ忘れる所だった。もう朝食の時間だ、母さんからお前を連れてくるように言われたんだ。それでお前はどうせ庭にいるだろうと思って着たら案の定という訳だ」

なるほどなるほど、つまり父さんの尻に敷かれてるって事ですね解ります。まあ考えられるこの人の嫁で考えたら、絶対尻に敷かれるだろうし。

「そっかごめんね手間掛けさせて。それじゃピカ行こっか」
『うん、でもカイン達はあのままで良いの?』
「嫌止めても無駄だろあれ」
『確かに』

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