第五章 StrikerS編
第百十七話 『昇格試験とエリオとキャロの出会い』
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んはそこでランとレンの二人の魔術の腕を鍛えるといいですよ?」
「ありがとね、リイン」
「はいです!」
それで解散となり、
「それじゃ私とシホちゃんは隊に帰ろうか」
「そうね」
「私、車で来ているから中央まで送っていくよ」
「ホント? ありがとう」
「そういえばなのは。体調は平気…?」
なのはの体調か。やっぱりフェイトとしては不安よね。
あの事故以来前より無茶はしなくなったとはいえ。
「にゃはは。平気平気。全然問題なしだよ」
「だったらいいんだけど…」
「そうね」
「二人共心配性だな。フェイトちゃんもシホちゃんも私の頑丈さを知っているでしょう?」
「知ってるけど…心配はするよ。友達だからね」
「本当に平気だから。心配しないでね」
「うん…」
「ま、いざって時は私が無理やりなのはを撃墜してでも止める所存だけどね」
「シホちゃん、おっかないよ…」
「それだけなのはには不安があるんだから自覚しなさい」
「はーい…」
◆◇―――――――――◇◆
Side エリオ・モンディアル
僕は今迎えに来るというシグナム副隊長とランサーさんを待っていた。
時間を確認するとちょうどいい時間であってそこにシグナム副隊長とランサーさんがやってきた。
「お疲れ様です! 私服で失礼します。エリオ・モンディアル三等陸士であります!」
「ああ。遅れてすまない。遺失物管理部機動六課のシグナム二等空尉だ。長旅ご苦労だったな」
「よー、エリオ。久しぶりだなこうして会うのはよ」
「はい、ランサーさん!」
久しぶりにランサーさんと直に会うことが出来たので嬉しい気持ちになる。
ランサーさんは僕の槍の師匠だから色々と教えてもらう予定だ。
「…ところでもう一人は?」
「はい。まだ来ていないみたいで…」
確か、キャロ・ル・ルシエさん。僕と同い年の女の子。
フェイトさんが保護しているもう一人の僕の兄弟みたいな子という話だ。
「あの、地方から出てくるということですので迷っているのかもしれません。探しに行ってもよろしいでしょうか?」
「頼んでいいか?」
「はい!」
「エリオ、しっかりと守ってやれよ?」
「わかりました!」
それで僕はルシエさんを探しに向かった。
そして名前を出しながら探しているとエレベーターの上からルシエさんが走ってきた。
でも、少し危なっかしい。
思ったとおり、ルシエさんは足を躓き、倒れそうになる。
《Sonic Move.》
ソニックムーブを展開してルシエさんをすぐに抱きかかえる。
でも安定が保てずそのまま転んでしまった。
「あいってて…すみません、失敗しました」
「い、いえ。ありがとうございます。助かりました。ん…?」
「あ
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