1
[3/4]
[1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
撃を耐えた時にかなり強化されてしまったみたい。 このままではまずいわね、みんなに絶望感が広がっている。
「それよりも巻き込まれた一般人は!!?」
「今高町さんとお話されています!! 映像出します」
そう言ってモニターに地上の映像が映し出された。 容姿はかなり可愛いわね。
地球の日本人に多いとされている烏の濡れ羽色の髪と漆黒の瞳がミステリアスな美しさを醸し出している。 切れ長の目と日本人の平均より少し高い鼻それも相まってなんだか人形を見ているみたい。
しかし、なのはちゃんやフェイトたちと話しているとコロコロと表情が変わり人形ではないことを如実に表している。
「彼女は!?」
「はい! 高町さんやフェイトちゃんのクラスメイトで『太刀風 祭』というそうです!」
「どうやって結界内に!?」
「本人の話では歩いていたら急に空が暗くなったとのことです!」
「現場の音声は拾える!?」
「拾えます、……現場の音出します!」
女の子のプライベートな話を聞くのは気が引けるけど今は非常事態だ。 ごめんなさいね。 危なくなったら最悪ユーノ君に頼んでこちらに送ってもらおう。
「なのはちゃん、あれなんや?」
「えーっと、にゃはははは……」
「フェイトちゃん!!」
「えっと……あれは、その……」
「ホンなら、はやてちゃん!!」
「まぁ、何と言いますか……」
「なんやみんな歯切れ悪いで!! んじゃもう一回、なのはちゃん!! あれはなんなんや?」
「にゃはははは……」
「えぇい! 笑っとらんで教えんかい!!」
「うッ! あれは…………、そう! 敵なの! すっごい敵なの!」
なのはちゃん、いくらなんでもその説明はないでしょう……。
「なんや、敵かい。 それならええわ」
「「「「いいの!!?」」」」
なのはちゃんと同時にモニター越しにツッコんでしまった。
「ん? 倒してまえばええだけやろ? なんや魔法少女っぽさのかけらもない魔法少女なんやろ自分ら」
「まぁ確かに魔法少女っぽくはないんやけどそないにはっきり言わんでも……」
「まぁ、外見なんてどないでもええねん 「ええんかい!!!」 はよ倒してきたら? なんかボスの中でも雑魚っぽい感じの見た目やし、なんかエクスカリバー的な武器で一撃やろ? 拓巳の持っとるんは日本刀っぽかったし、そこの姐さんなんかまんま剣やん」
「私のことを言っているのか? 確かにこれはレーヴァテインではあるが」
「おぉ!! それそれ、レーヴァテインって言ったらエクスカリバーに並ぶぐらいの伝説の武器やんか! ほら、さっさとあの気持ち悪い奴倒してきたらどないや?」
「いや、しかし、私の力だけではどうしようもなくてだな」
「えぇ!! 勇者やろ自分!! ピンチに
[1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ