二十話
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方をして自分の部下が大勢死んでも構わないのですか」
「そんな事は言っていない」
「ですが、貴方の考え方だとそうなってもおかしくないです。戦いとは元来異常なのですその中での正々堂々と言う言葉は存在しません、裏をかき相手を騙す事で味方の損害を少なくする事が戦術です、それを卑怯と呼ぶのは愚者か敗者だけです」
「如水、私を愚弄する気か」
「していません、私は、味方の損害を少なくする事を考えて喋っているだけです」
「そこまでにしなさい、二人共、これ以上口論するなら相応の罰を与えるわ」
華琳の一言で二人は静まった。
それぞれが自分の軍に向かう途中春蘭は如水に話しかけた。
「如水、お前の言い方はわかった。だが、私は私の戦いがある。それをこの戦いで見せてやる」
「ええ、私も自分の戦い方で貴女に認めて貰います」
そして遂に、反董卓連合は洛陽を眼前に捉えた。
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