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インフィニット・ストラトス 黒剣の死神と謳われた天才
デート
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で行かないわよ!」
そうか?と、俺が心の中で思っていると本音がこっちに気ずいてブンブン手を振ってきた。
「たっちゃんさんに真理んだよ〜、かんちゃん」
「…姉さん…」
ん、簪、今、姉さんって言ったか?昔はお姉ちゃんって言ってたのに、
「よう、2人とも。何してんだ?」
「今度林間学校があるから水着を買いに来たんだよ〜。真理ん達はデート?」
「そうだ。」
「簪ちゃんあのね…」
「…行こう。本音…」
簪はそう言いながら、本音の腕を引っ張って早歩きでその場から居なくなった。刀奈はそれを寂しそうな顔で見ていた。
「この間言えなかった悩み事ってこれか?」
「…うん…」
俺は駅に向かう道中で、何があったのかを聞いた。刀奈は悲しい顔をしていた。
「まぁ、何があったのかは理解した。俺も手伝うからちゃんと仲直りしろよ」
「…ありがとう真理…」
「あんまり悲しい顔をするなよ。お前なら絶対出来るから!」
「うん。ありがとう。…真理、お盆には帰ってくるの?」
「あぁ。満月さんと水月も帰ってくるぞ」
俺が言うと、刀奈が嬉しそう顔になった。
「またみんなで、集まれるわね!」
「そうだな。…電車が来たぞ」
刀奈はやってきた電車に乗って、
「じゃあね、真理。今日のデート楽しかったわよ」
「あぁ、俺もだよ」
電車の扉が閉まり刀奈はIs学園に帰っていた。
「さて、俺も帰るか」
俺は駐輪場に止めてあるバイクのもとに向かった。
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