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魔法少女リリカルなのはStrikerS 〜賢者の槍を持ちし者〜
Chapter4「烈火の剣」
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判断し、クラウンズオートを捨て クラウンズウェイトに切り替える。
「ソート・ラルデ!!」
シールドに重い一撃が与えられ火花が散る。
(私がこうも一方的に押されるとはな…!)
内心でルドガーの武器の使い分けに舌を巻く。
はやてから3種の武器を使う事を聞かされていたが、ここまで見事に使いこなしているとは思っていなかった。リミッターを掛けられ本来の力が出せないとはいえここまで自分が追い込まれるとは想像すらできなかった。それも相手は魔法が使えない。目の前の男の戦闘センスは間違いなく自分の上を行っている。そしてそれは強敵だと言う事…騎士であり戦闘狂であるシグナムはもはやルドガーの強さに興味以上の感情が生まれる。故にこの戦闘で使はないと決めていた得物を使う事にした。
「レヴァンティン!!」
《Schlangeform!》
クラウンズウェイトによる打撃をシールドで防ぎながらレヴァンティンに形態変化を命じ、変化を終えたレヴァンティンはいくつもの節に分かれた蛇腹剣へと変貌。その変化に気付き驚くルドガーは、この距離では確実に横から捕縛されると考え、シグナムから距離を置こうとするが…
「遅い!!」
「っ!!」
片足で後ろに引いた瞬間に蛇腹剣は既に正面へと迫って来ており、宙にいる為回避は不可能……いやまだ手はある。
「そらぁ!」
クラウンズウェイトの鎚の部分を地面に叩きつけめり込ませ固定し、柄の部分を力一杯握り柄を握り腕にも力を加え、そのままクラウンズウェイトの上へと飛ぶ事で蛇腹剣から逃れる事に成功する。
「やるな…だがまだ甘い!!」
振り切られた蛇腹剣は空中で身動きが取れないルドガーを再び狙う。下方から迫る蛇剣に対しクラウンズオートで迎撃しその軌道と速度をルドガー自身の足場を確保の為に徹底的に撃ち、着地すると同時にクイックフリッカーをシグナムに放つが蛇腹剣が彼女を螺旋状に囲むように守りあっさりと防がれる。
「狙いは良い…しかし!その程度ではベルカの騎士である私には通じはしない!!」
シグナムを守っていたレヴァンティンは螺旋体形を時、不規則な動きでルドガーに再度攻撃を仕掛ける。
「ゼロディバイド!ラピッドレンジ!」
通常の銃撃ではこの蛇腹剣の軌道疎かスピードすら落とせないのはさっきの空中での迎撃で分かっている。実際さっきは完全にどちらの目的も果たせず左腕をかすめた。なら威力もスピードが通常弾よりある武身技なら完全に相殺できなくてもさっきよりマシに動きを遅らせる事ができるはず。
しかし……
「くっ!」
二つのクラウンズオートはルドガーの手から弾かれる。
(油断した…!先端ばかりに注意が行って余りの部分を見落としていた)
捕縛しようと迫る蛇腹剣を側
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