同盟会談〜
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亮〜
「咲!」
咲が斬られ、回転しながら落下する。このままだと落下ダメージで咲のHPはゼロになる・・・!だが、キリトが素早く走り出し・・・咲を受け止めた。
「うぅ・・・」
「サキ!大丈夫か!?」
「キリ・・・ト?・・・ごめん・・・でも、まだ戦え・・・」
再び飛ぼうとした咲をキリトは抑える。
「いや、後は俺がやる。サキは無理しないでくれ」
「そんな・・・!途中で押し付けるなんて・・・」
「押し付けじゃないさ。それに・・・これ以上君を傷付けたら彼女に怒られるしな」
「・・・ズルいよ・・・お姉ちゃんを出したら・・・反論出来ないじゃん・・・」
サキは立ち上がり、キリトの背中をポンと叩く。
「じゃあ・・・任せるね」
「ああ」
「咲!」
詠が咲に向かって飛んでいく。
「咲、大丈夫なの!?」
「大丈夫だよ。この世界に痛覚とかないし。・・・斬られた感触はあるけどね」
『すみませんッス。もう少しアドバイス出来れば・・・』
「アイツの情報を教えてくれただけで充分さ。敗因は俺の判断ミスだしさ・・・」
咲がため息を吐く。
「くそ・・・この世界の俺のアドバンテージが“飛行”しかないじゃないか・・・」
咲がこっちに来る。
「わり、負けた。・・・キリト、勝てると思うか?」
俺は既に打ち合ってるキリトを見る。
「わからないけど・・・兄貴なら何とかできるさ」
「へぇ〜、キミはケットシーなのにお兄さんはスプリガンなんだ?」
小柄な少女が話しかけて来た。見るからにケットシーで装備は三本爪のクロー。
「ええと、君は・・・」
するとリーファが説明してくれる。
「コウハくん、この人はケットシーの領主、アリシャ・ルーさんだよ」
「ふーん・・・領主・・・領主!?」
俺は慌てて少女・・・アリシャを二度見して、方膝をついて頭を下げる。
「す、すみません!!領主様だなんて知らなくて・・・」
「アハハ、気にしなくていいヨ、そういうの」
「そ、そうですか・・・」
・・・いや、何度も王に仕えた身としては結構ヒヤヒヤものなんだが・・・
「えっと・・・ほんとすみません。俺、始めたばかりなので・・・」
「だからいいってば〜」
ガキィン!
「・・・っと」
振り返るとキリトは吹き飛ばされていた。
「やはり厳しいか・・・」
シルフの領主、サクヤが言う。
「おいおい・・・頼むぜ・・・」
咲の情報からアイツは相当なプレイヤーであることは分かった。・・・ていうかサクヤが言うにはALO最強らしいが・・・その時、吹き飛ばされたキリ
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