部活動かぁ*2
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「おはよう。さち、あや」
「おはよう。あっ。入部する?」
「まだ答え出せないよ〜」
「入ってくれると心強いわね。」
「ありがと。」
今日も一日が始まりました。まだ転校してから一日とは思えないほど馴染んでる気がする。って私誰に話しかけてるんだっけ。。。 まぁいっか。
「ふふっ。」
「いきなり笑いだしてどうしたのです?変な人ですわね。」
「いや。まだ転校してきて一日って思えないなと思って。」
「そうだね。馴染んでるもんね。あれって咲也じゃない?さーくーやー。」
「おっ。よう宮山。あっ。君は隣の席のちーちゃんかな?おはよう☆」
「ちっちーちゃん?いつからそんなに馴れ馴れしくしてますの?」
「ちさも引いてるんだけど。」
「あっ。わりぃわりぃ。じゃまた教室で。」
「嵐が去ったね。」
「今の人って...。」
「今井咲也(いまいさくや)バカだけどかっこいいよね。」
「まぁ、軽音部ですし。」
「軽音部って何か特別なの?」
「うん。去年作られた部なんだけどね、美男美女が集まる部なのよ。」
「でね、2年生と1年生で結成されてて、全校で5人しか入れないんだ。」
「でも確か5人目がまだ決まってなくて、しかも空いてるポジションがボーカルっていう噂よ。」
「へぇ。なんかすごいね。」
「まさか。最後の一人ってちさだったりして。」
「まさか。ないない。」
「だっだよね。検討中かな。」
1ヶ月後にそのまさかが起こった。
次の学校行事終了後に私が軽音楽部に勧誘されることになるとは誰も想像していなかった。
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