強さと戦い方
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素早く突進してくると予想が出来る。そして予想通りに弱点目掛け、死角から突っ込んで来たのが、あの馬鹿の結末だ」
リュカは先程の戦いで、相手の攻撃方法を限定させ、それが自分の意志であると思い込ませて、戦いを挑ませてから叩きのめしたのだ。
「で、では父さんは…さっきの戦いで実力を出すどころか、何時も以上に実力を落として戦ったのですか?」
「う〜ん…そうだね…あの馬鹿の姿が視界より消えてから、自分の死角に足を突き出しただけだからね………アイツが勝手に突っ込んで自滅しただけだよ!(笑)」
注文した食事が順次運ばれてくる中、リュカの楽しそうな笑い声だけが響き渡る。
常に冷静に判断するリュカに、今更ながら感心する一同…
妻のビアンカは当然だが、ルビスまでもがとろける様な瞳でリュカの事を見つめている。
男性陣も弟子のウルフが憧れる様な眼差しで見とれ、ラングストンも普段の小馬鹿にした様な表情ではなく、心酔しきっている表情だ。
そして1人の男が感極まって叫び出す…
「すげー!!!」
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