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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第24話 零治VSエリオ
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なり始めてる。このままだと人間界にも被害が出そうなのだ。唯一の救いが奴等は日の光を好まないらしく夜にしか行動しない。だがそれでもワシの組員ではこのペンション近くの山に押さえつけるのが精一杯なのだ」

「そんなに酷い状態なんですか?」
「ああ、既に三分の一が戦闘不能状態だ。これではもう崩れるのも時間の問題だ………」

ルーの質問に悔しそうに言うぬらさん。

「ワシ等の組だけでは手に負えそうに無いのだ。だからこそ力を貸して欲しい」

そう言ってぬらさんは六課の面々に深々と頭を下げた。

「い、良いですよ!頭を上げて下さい!!私達の仕事はロストロギアの回収なんですから当然ですよ!!」
「スバルの言う通りや。だからぬらさんはそんなに気にせんでええで」

「ありがとう、助かる」

少し安堵したのか息を吐いてそう言った。

「よしゃ、それじゃあ作戦やけど………今回は敵は無限に現れると考えた方がええな」
「無限に………ですか?」
「そや、ロストロギアの性能が分からん以上、最悪の事態を想定して動くべきや。だから先ず、私を含めた、ロングレンジで強力な魔法を使えるメンバーが遠距離から集中砲火する。敵の居場所は特定されているから楽チンや。その後はクロスレンジが得意なメンバーが一気に崇徳院が居る場所へ向かい、ロストロギアの奪取。崇徳院の対処はぬらさん達にお任せや。………魔力が効く相手なら相手してもええけど、怨霊となると妖怪と違うって事でええよねぬらさん?」
「ああ、そう解釈してもらっていい」
「だからこそ無理せんで欲しい、今回相手にするのはいつもと違う事を頭から離さんようにしてな。そしてそれは最初に砲火する私達も一緒や。この作戦は魔力が効くという前提の作戦やからそれが駄目なら撤退や。ロストロギア回収は次の日に回す。………ええか皆?」

そんなはやての説明にしっかり頷く六課メンバー。

「先ずロングレンジのメンバーやけど………私、後程来る予定の加奈ちゃん、キャロ、真白、そして有栖家から星ちゃん、夜美ちゃんや」
「あの人達も戦うんですね」
「当然やギンガ。腕は信用してええで、やった事は無いんやけど恐らく隊長達といい勝負や」
「ほ、本当ですか………」

そんなはやての言葉に苦笑いして答えるティアナ。

「そしてクロスレンジのメンバーやけど、これは2班に別れてもらう。先ずA班がスターズの3人とヴィータ、零治君、ライちゃん。B班がフェイトちゃん、大悟君、エリオ、エローシュ、ルーとガリュー、そしてぬらさんや 」

名前を言われた者達はそれぞれ頷く。
そんな中、有栖家で固まっていた場所で小さい手が上がった。

「どうしたんやリンスちゃん?」
「あの………私達はどうすれば良いんでしょうか?」

私達とは優理とリンスの
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