第三話 俺、冥衣を造りました
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で寝ていたんだ?」
全然思い出せん。何でだ?
「覚えてないのですか? 零士様はタナトスのテリブルプロビデンスをくらって気を失ってたんですよ」
「タナトス・・・・・・・・・、あっーーー!!! 思い出した!!!。俺タナトスの裸を見てしまって、それからタナトスに追いかけられてテリブルプロビデンスをくらったんだった」
よく生きてたな俺。テリブルプロビデンスは確かあれだろ、神の力で放たれた光球が相手の五体を粉々に引きちぎり、宇宙の果てにバラまく・・・・って技だったよな。マジなんで生きてるんだ俺? あれか、ギャグ補正だとでも言うのか!?
「へぇー、タナトスの"ハダカ"を見たのですか?」
あれなんでだろう・・・・・ヒュプノスの後ろに般若が見えるのは・・・・・・
「・・・・もしかしてヒュプノスも怒ってるの?」
「いいえ、全然、えぇ、怒ってませんよ」
今度はヒュプノスの小宇宙が高まるの感じる
「嘘だッ!!」
ヒュプノスは"笑顔"で左手を下に、右手を上にしようとしている。そうあの構えは"エターナルドラウジネス"を殺る気だ!?
「ちょっ!? やめろよ!? あれは事故だって!? 俺もあそこでタナトスが水浴びしてるとは思わなかったんだって!?」
「・・・・・・はぁ〜、冗談ですよ」
「いやいや冗談に見えなかったから」
マジでヒュプノスは"エターナルドラウジネス"を殺る気だったって
「まぁ私が探すのをお願いしたせいもありますから怒らないんですけど」
やっぱ怒ってたんだ・・・・・
「何か思いましたか零士様?」
「イイエ、ナニモオモッテマセンヨ」
妙に感のいいヒュプノス
「まぁいいでしょう。それよりタナトスなんですが」
「そ、そうだタナトスは? タナトスに謝らないといけないんだけど」
取り敢えずタナトスには謝罪をしないと
「タナトスならそこにいますよ」
「えッ!?」
俺は後ろを振り向くとタナトスが立っていた
「タ、タナトス!? さっきは本当にごめん」
取り敢えず頭を下げた
「・・・・・った・・・・・」
「・・・は?」
小声で何言ってるか分からん
「・・・よかった零士! 僕こそごめんなさい!」
うん??? なんでタナトスが謝るんだ? 謝るのは普通俺の方でしょう?
「僕、頭に血が上っちゃって零士にテリブルプロビデンスを"本気"で撃っちゃたから、それで・・・・・本当にごめんなさい!!!」
タナトスが頭を下げた
「なんでタナトスが謝るんだ? 悪いのは俺だろ?」
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